心にいどむ認知脳科学

一年の時に取った授業の教科書を再読。懐かしいな~^^;

心にいどむ認知脳科学―記憶と意識の統一論
酒井 邦嘉

岩波書店 1997-03
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「心」をどのようにとらえるか?という問に対し、筆者の答えは「脳の働きの一部として心がある」。
これは、脳の仕組みを理解することで人間の心も理解することができる、という主張です。

内容は、脳の簡単な仕組みの解説から始まり、情報伝達、記憶、知覚といった仕組みを
考えるとともに、「脳から心へ」という立場での議論を進めています。

今も日々研究が進められている分野の一つなので、どれが正しいかを一概に判断することは
不可能です。でも、この酒井さんの論も、それなりに的を射た物だと思います。

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