34冊目:ついで学のすすめ

すきま時間の有効利用

4766782445 ついで学のすすめ
秋庭 道博

経済界 2002-06
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ついでに「何を」やる?

「ついで学」。タイトル通り、ついでの機会にちょっとした事を行うためのTips x 100です。

ついで、という物に対して見方は色々あると思います。

「時間を有効活用するべき」という意見や、「そんなにせかせかしてどうする?」という考え。
諺を考えても、「一石二鳥」とも言う一方で「二兎を追う者は一兎をも得ず」とも。

…ようするに賛成的な意見も反対的な意見もあるわけですが。

ただ、一つ言えることは、
時間の使い方次第でプラスにもマイナスにもなる
ということ。

すきま時間に何かやるとして、「何をやるか」。

このとき、普段やってることの延長(作った空き時間も仕事に使う、など)にすると、
弊害も出てくると思います。例えば、そのすきま時間を頼るあまり、
時間を作ることに躍起になったり…それじゃ本末転倒。

そうではなく、

1.普段やろうとしてもやれなかったこと(趣味を探す、とか)
2.すぐにやれなくても、それほど支障がないこと(部屋の模様替えを考える、とか)
3.短時間でもできること、途中で切り上げやすいこと

のようなものに・・つまり、普段の生活+αを生み出すための時間に充てるのが
得策ではないかと思ってます。

「ついで」の時間って、言ってみれば「おまけの」時間。

そんなオマケの時間まで、せかせか生きるんじゃあ・・何か寂しい。

緊張を解いて、軽く背伸びできるような時間も大切ですから。

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