『風の便り』に触れて

松山さんの『仕事と人生に効く100冊の本』において、
巻頭言を書かれていた田坂広志さん。

今、田坂さんの著作を一つ読んでいるんですが、いい意味でショックを受けています。

凝り固まっていた頭を柔らかくしてくれたというか…
より物事を広くとらえる視点を与えてもらったというか。

迷わず田坂さんのページから、メッセージメール『風の便り』の登録を行いました。

今までこうしたエッセイや詩的なものを読む機会は少なかったのですが、実際に触れてみて、
どこかで「焦っていた」自分を見つめ直すきっかけになった気がしています。


「今でなければ出来ないことがある。」確かにこれは真実でしょう。

使うことが出来る時間は限られています。だからこそ、
「限られた時間をいかに効率的に使うか」といった、
タイムマネジメント的な物も多く存在しているのだと思います。

でも。

「闇雲に求め続ける」だけで、本当によいのでしょうか。

時には、「休憩を挟む」事も必要ではないでしょうか。

ごくわずかな時間でもいいから、一歩身を引いて見直す機会を作ってみる。

そうすることで…気持ちをリフレッシュさせることで、
今まで見えてこなかった物が見えてくることもあると思います。

忘れていた何かを思い出す。そんな時間も大切ですよね。


田坂さんの専攻は工学。
・・・というか、ついさっき調べて分かったのですが、自分のOBに当たるようです。

工学一筋ではなく、「生き方」にも結びつくような視点。

これからの参考にしていけたらいいな・・・と、つくづく思っています。