アフターインターネット会議のレポート(2)

先日の続き。長くなりそうなので覚悟して下さい(苦笑

まず、本題の前に・・・メタブログについての、ちょっとした思いつきから。

メタブログとアイデアマラソン

先日書いたとおり、メタブログとは「あるテーマに従って投稿する」もの。
ふと気がついたのですが、これって「アイデアマラソントレーニング」にすごく似ている気がする。
アイデアマラソンブログと、メタブログ。
「質」と「量」という意味で、求めるものがやや違うかもしれないけれど、
両者を合体させることで、さらに集合知っぽいものができあがるような気がします。

 

メタブログの認知度を高める上でも効果がありそうな予感。
mixiのコミュなんかを利用しても良さそうだし。

 

ということで、さっそく橘川さんに提案メールしてみました^^;

では、本題。

フリーマガジン

まずは「フリーマガジン」について。
これは、購入した書籍(あるいは雑誌)の内容に併せて、無料でサンプルマガジンを配ろうというもの。

 

マガジンをもらった人がオピニオンリーダーになり、口コミなどを利用して
情報を広げていくのも一つの目的と言えるでしょう。

 

余談:この内容のプレゼンは、「高橋メソッド」で行われていました。
実際に使われているのは初めて見ましたが、確かに見やすかったです(笑

コミュニケーション戦略

この内容は、「出版」と直接に結びつくわけでもないのですが、
興味深い内容だったので書かせてもらいます。

 

一言でまとめると、
人間の「五感」に働きかける宣伝として、「物語」を用いることが効果的である、というもの。
企画書を物語で作ったという「スープストック」などが、そのいい例になると思います。

 

実際に使っている場面を想像できるようにすることで、
それに付随する感覚をすべて呼び起こすことができるというわけです。
スープストックの例で言えば、食事をしながら会話する場面を想起することで、
「聴覚」なども刺激される事になります。

Next Groove Scooter

続いて、株式会社ガオさんの「Next Groove Scooter」。

 

現在リリース中の「Web Scooter」を改良し、ブログ作成、さらには出版に結びつけていく試み。

 

一つの大きな特徴としては、携帯端末からも閲覧できるような動画(デコメールみたいなやつ)を
簡単に作成することができる、というものがあります。
日常生活にかなり浸透してきている携帯電話と出版を結びつけていく上で、
一つのキーになるのではないでしょうか。

OnBook

最後は、OnBookについて。

 

BookOffをひっくり返した名前(笑)のこの会社は、
オンデマンド書籍一般書籍、両者を扱う出版会社。

 

売れ行きに応じて、アマゾンなどの書籍にも流通できるような一般販売も可能であり、
また売れなくなってきたらオンデマンドに戻す、といったように、
時と場合に応じた出版をできるのがポイントです。

 

オンデマンド出版の場合、条件として「自分で10冊購入する」というものがあることや、
一冊の単価がやや高めになってしまうという制約はありますが、
それでも普通の自費出版に比べたら格安です。

 

また、「編集」作業を付けることもできるため、
通常の自費出版よりもしっかりとした本を作り上げる事が可能です。

 

他にもいろいろ特徴はあるのですが、書いているときりがないので、
詳しくはWebサイトにある「よくある質問」もご覧ください^^;
かなり充実して書かれており、ユーザーの利便性を考えている事がよく分かります。

 

100冊倶楽部で作られる予定の本とかにも使えそうだし、
自分で本を書く(?!)時にも便利そうなので、ちょっと頭の片隅に残しておくといいかも。

 

以上、長くなりましたがまとめてみました。
3000円でこれだけの内容を聞けたのは、かなりのものだったと思います。

 

次回のアフターインターネット会議は、「教育」について。
暇があったら参加してみたいところです。