セマンティックウェブ

昨日の記事ですが^^;

CNET Japanより。
グーグル幹部、「ウェブの生みの親」リー氏のセマンティックウェブに疑問を提起

修論にセマンティックウェブ絡みのことが入ってることもあり、ざっと読んでみました。

記事中の言葉を借りますが、
セマンティックウェブとは以下のような特徴を持ったウェブのことです。

データを人工知能にもアクセス可能にし、検索、分析させること

マシンが簡単に読み取れるデータが互いにリンク付けされた

Web2.0と対比して書かれていることもあるため、最近は耳にしやすくなってるかも?

さて。この記事でGoogle側から投げかけている疑問としては、
ユーザーの能力不足」「競争」「偽装」の3点です。

これに加えて、「偽装」という点とやや関連してきますが、
信憑性」や「匿名性」と言った点も気になるところです。

特に日本では、2ちゃんねるに代表されるように、匿名投稿も数多く存在するため、
この問題は避けて通れないでしょう。

記事の最後で、バーナーズ=リー氏の発言として、

セマンティックウェブの概念には、情報の中身だけではなく、その作成者を特定し、なぜその情報が信頼に値するのかを判断できる仕様も含まれていると主張した。

とあります。

どれだけの精度で、情報の信頼性を判断していくのか。
この辺がちょっと気になる点ではあります。