62冊目:アイデアのつくり方

アイデア作りの古典

アイデアのつくり方 アイデアのつくり方
ジェームス W.ヤング 今井 茂雄

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アイデアの原理と方法

アイデア作りの古典とも言える本です。
原書の初版は1940年。すでに60年以上経過していますが、今でも十分に通用する考えです。

この本の内容を端的に示しているのは、

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない

というフレーズでしょう。『考具』とかでも引用されてますしね。

無から有が生まれるのではなく、
今ある材料を元に、いかにして組み合わせるかが重要になるわけです。

さて。
収集した情報を加工し、ねかせて、
そこから新しい組み合わせができたとしてます。

最後の課題は、それをどうやって形にしていくか。

特に、突飛な組み合わせを思いついたときは、
「これじゃダメかな」とか、先入観でポイッと捨ててしまう恐れもあります。

それを防ぐ一つの方法は、
アイデアマラソンのようにとにかく記録しておくことでしょう。

あとからそのアイデアを見直して、新しい使い道が出てくる事だってあります。
「役に立たない」と思ったアイデア同士が組み合わさって、
新種のアイデアに生まれ変わる可能性だってあります。

記録する良さは、やっぱり「脳は処理装置」ってことで^^;
思いついたアイデアまで事細かに覚えていようとすると、そのうち容量オーバーです(苦笑

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