技術の伝え方 畑村洋太郎(著)

技術の伝え方」。失敗学でもおなじみ、畑村先生の本です。前回から1週間ほど空いてしまいましたが・・・6/200冊。このペースでは間に合わない(苦笑)。

「伝わる」技術

4061498703 組織を強くする技術の伝え方
畑村 洋太郎

講談社 2006-12-19
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上手に伝えていくために

「技術の伝え方」をテーマにした本です。「伝えること」というと、その方法論に重点が行きがちです。この本はそうではなく、まずはじめに

技術とは本来、「伝えるもの」ではなく「伝わるもの」

と、自然に伝わっていく環境という事に触れています。途中で「むしり取る」という表現も出てきますが、技術を欲しいと思った人が、自分からむしり取っていく(能動的に身につける)ことが大切である、と説かれています。

また、もう1点。

本当に大切なのは、伝えられる相手の側の立場で考えた「伝わる状態」をいかにつくるか

これも簡単なようで意外と難しいことです。自分が伝えたつもりになっていても、相手が受け入れてくれなければ無意味です。また、受け入れようという気持ちはあっても、実際に受け入れるだけの下準備ができていなければ、せっかくのやる気も破綻することになってしまいます。相手が新しい知識を吸収できる状態である「受け入れの素地」をいかにして作るか。この辺が、各自の腕の見せ所になるんでしょうね。

他、「効果的な伝え方」や「共有知」などにも触れており、盛りだくさんの内容となってます。

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句とマップ

伝わらない まずは自分を 見直そう

読書マップ:技術の伝え方

編集後記

とりあえず風邪は落ち着いて一安心。ご心配おかけしましたm(_ _)m