東大式ビジネス文章術 中田亨(著)

山積みタスクも減ってきて、そろそろ読書生活が戻ってきそうです。11/200冊目。

ビジネス文章発想術

4022220767 東大式ビジネス文章術
中田 亨

朝日新聞社出版局 2007-01
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文章を支えるための発想も

文章術、というよりは発想術に近いかもしれません。文章の細かい書き方ではなく、アイデアをいかに出し、それを形にしていくか、というスタンスで書かれた本。もともともは「東大で学んだ卒業論文の書き方」というWebページ(はてブで素晴らしい人気度)でした。

本書の中で、「多段階詳細度構造」と表現されているものがあります。知識のマトリョーシカ構造とでも言えるでしょうか?・・・要するに、短く言おうが長く言おうが、要点は一緒で変わらない。骨組みは一緒で、肉をどれだけ付けるかを変化させていく、というもの。この本では目次(本自体の構成も)がかなり細かい章立てになっていて、これがまさに「多段階詳細度構造」という感じです。

(修論を含めて)長文を書いたりするとき、つい一つずつ細かいところから書いてしまいがちですが…こういう大局的な視点からの書き方も大事ですよね。

他、「プレゼンとはエンターテインメント」とか、勉強になるような比喩もいっぱいでした。メモメモ。

東大式

最近流行ってるんでしょうか、東大式。先日の出版記念パーティでお会いした某社の編集者の方も、「今、本を出すなら東大式で(笑)」というお話に。

しかし、この調子だと激しく誤解を生んでいる恐れがあるので、あえて言っておきましょう。

「東大」式と言っても、正しくは「東大○○研」式、あるいは「東大生」式がほとんどです。教養学部で全学生に教えられているとか、入ってきた学生・卒業する学生が当たり前のように共通認識で持っているとか、そんなことは無いのでご注意を。

・・・思い切ったこと書きすぎたかな(苦笑)。でも、例えばうちの研究室ではこの文章術を学んでいることなどありませんし、そういう授業もうちの専攻では扱っていませんので、参考までに。

句とマップ

文章も 発想助ける 1手法

読書マップ:東大式ビジネス文章術

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編集後記

山積みタスクは減っても、山積み本は逆に増えたりする(汗)。