チームリーダーの教科書 藤巻幸夫(著)

人脈の教科書』に続いて藤巻さんの本。CLAのみなさんには特におすすめかも?! 18/200冊目。

チームリーダーの心得

4757302886 チームリーダーの教科書―図解 フジマキ流 アツイチームをつくる
藤巻 幸夫

インデックスコミュニケーションズ 2005-02
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行動原理を学ぶ

リーダーとは何か?という問に対して、本書は

リーダーとは、あるものごとを自分から「やろう」と切り出して、人々をその方向へと全力で導いていく存在だ。

志、人間力、システム、ルールをバランスよくあやつってチームをまとめるのが、フジマキ流の理想の「リーダー」だ。

という事を掲げています。

まずは自分が中心となって切り出し、チームのメンバーを引っ張っていける存在になること、というわけです。これと比較して、「管理者」が挙げられています。管理者とは、「システムとルールのみによってチームをコントロールする」という、見た目はリーダーっぽくも感じるけど全然違う、というもの。おそらく、チームメンバーと接する際に「仲間」という意識を持つか「道具」という意識を持ってしまうかという違いも出てくるんだと思います。一人一人を大事にし、最大限の力が発揮できるようにしてこそ、強力なチームを従えるリーダーになれるのでしょうね。

そのほか、

  • 10のことを決めるなら、リーダーが決めるのは3まで
  • 士気を上げるには努力が最重要
  • トラブルからチームを守るには、くだらないプライドを捨てて自分が責任を取る立場を貫けることが必要

などなど。本自体は薄目ですが内容はとにかく厚い(熱い)です。チームのリーダーのみならず、起業家にも大切な心得になると思います。

最後に参考までに、CLAでのリーダー像を記してみます。

仲間が心から燃える理想を掲げ、それに向かって、自ら新しい道を切り拓く。そして、共に歩く仲間一人一人を輝かせる人。

表現に違いはありますが、目指しているところは同じですよね。

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読書マップ:チームリーダーの教科書

編集後記

ようやく読書ペースが落ち着いてきました。土日で結構休めたし、今週も頑張ります!