組織のエラーを減らすには(組織行動の「まずい!!」学)

2日連続ですが…エラー、事故関係です。一応専門ですし(笑)。24/200冊目。

[tegaki]組織事故 見直すべきは その文化[/tegaki]

読書マップ:組織行動の「まずい!!」学

「組織管理」から見たエラー

組織管理に関連するエラー項目をざっと抜き出してみましたが…まあ、いっぱいあるわあるわ(苦笑)。「悪魔は細部に宿る」という言葉が示すように、組織管理の中で見落とされがちな部分にエラーの原因が潜んでいます。「慣れ」によって失われてしまう危機感、アウトソーシングによって外部に丸投げされた事による見落とし、etc…挙げればきりがなさそうです。

失敗は失敗、事故は事故と素直に認め、組織文化の見つめ直しをしていくことが、対策として考えられる最善策となるでしょう。事故そのものの背景も重要ですが、事故を発生させる事に至った背景も重要になるわけですね。

専門家の落とし穴

こう言われるとドキッとしますが、「まず結論ありき」で決めつけて動いてしまうことが一番の問題として指摘されています。「○○が起きたということは、きっと○○が起きたんだろう」と、原因を絞り込みすぎてしまう事で、例外の見落としをしてしまう恐れがあるというわけです。確かに、こういう事態は結構起こりますね~…。

一つの手段としては、一般大衆(非専門家かつ意欲・意識はある人)と意見交換をしながら考えることがありそうです。非専門家であれば原因の絞り込みを行うより、まずは情報収集などから入る可能性が高くなります。そこで専門家の予期せぬ情報が入ってきたなら、例外事象が起きていた、ということになり得るでしょう。

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編集後記

本日の電車内作業:マップ描き&記事原稿書きが1時間程度。前日に読んで寝かせただけの事はある(笑)。