21世紀型科学教育の創造V(キャリアを拓く科学教育):1日目

週末の二日間、「21世紀型科学教育の創造V」というワークショップに参加しています。初日はこのワークショップの趣旨解説、およびポスター発表が行われました。まず今日は簡単にまとめて、明日の後半の内容が終わったところでもう一度しっかりまとめてみます。

東大生ブログランキング

趣旨

まずはワークショップの趣旨について。

ワークショップは今後の科学教育のあり方について議論をする場として、2003年に「交流」をテーマに開始されました。その後、「科学コミュニケーション」や「人々と科学のかかわり」、「21世紀におけるサイエンスリテラシー」といった内容に関する議論を経て、2007年は「キャリアを拓く科学教育」をテーマとしています。

博士課程を修了した後のキャリアプラン、そのための知識やスキル(サイエンスコミュニケータなど)を身につけるための枠組みなど、自分のこれからを考える上でも役立ちそうなテーマです。…もちろん、単純な興味も。

根底にあるのは、タイトルにもある「21世紀型の科学」。これも色々な考え方ができますが、「文化としての科学」というのが一つの柱です。単純に一つのことを深く掘り下げるだけでなく、横に広げる視点、社会との関わりを考える視点…このあたりの内容を取り入れつつ、科学を考えていこうというわけです。

ポスターセッション

ポスターでは、「サイエンスコミュニケーション」や「科学教育」に関連する発表が行われました。発表者の中には、大学2年生なども含まれており…ちょっと驚き。自分が2年生の頃はこういう場に出ようなんてこれっぽっちも思わなかったです(苦笑)。

国立天文台で行われている科学文化形成ユニット(ポスドクが自立していくための支援プログラム…のようなもの)の解説など、興味ある物もいくつかありました。

編集後記

二日目は基調講演とグループディスカッション。こちらもしっかり参加してきます。