忘年会議2007に参加してきました

忘年会議2007

百式の田口さんとPassion For The Futureの橋本さんによる、忘年会議。どうにか抽選に潜り込めたので参加してきました。そういえば聖幸さんやsmoothさん、たつをさんと初めてお会いしたのも忘年会議。今年も何名かとお会いできました〜。

ソフトバンクモバイルからプレゼント

本編が始まる前に…今回はソフトバンクモバイルからプレゼントがありました。クリスマスと言えば赤。赤と言えばシャア…と言うことで、ソフトバンクモバイルのシャア携帯(ザク携帯)が一台。

これを手にするための争奪問題として、次のような問題が出されました。

  • 今年のインターネットを漢字一文字で表すと?
  • その理由は?

個人的には、「動」か「笑」で迷ったあげく、前者を選択して提出。

参加者の選ぶ2007年の究極サイトランキング

参加者の選んだ究極のサイトランキング。10位から順番に。

10位:恋愛575
恋愛川柳をみんなで作ってみる場。5・7・5っていいよね〜。
9位:Kiva
発展途上国の起業家とタイアップして、途上国支援
8位:Picnik
画像加工をWeb上で行えるサービス。akiyan.comのあきやんが(半ば強引に)解説。…Picni[c]だと思ってた^^;
7位:tumblr
Web上で気軽に使えるスクラップサービス…とでも言えばいいでしょうか。面白い画像を集めたり、名言の引用週を作ってみたり。愛用してます。
6位:twitter
毎度おなじみ、「今、何してる?」サービス。愛用してます。
5位:iKnow
英語勉強のSNS。愛用し(ry
4位:はてな匿名ダイアリー
増田さん。みんなで匿名のブログを書くことができます。
3位:Girl of Summer / Ustream
Ustreamは動画をリアルタイムで配信できるサービス。会議の様子や講義中継なんかに使えます。それを使ったサービスがGirl of Summer。
2位:脳内メーカー、○○メーカー
TVでもおなじみ、脳内メーカー。最近では○○メーカー、かなりタイプが増えてますね〜。
1位:ニコニコ動画 & 時速ニコメートル
やはりこれが来ました。時報が邪魔なコメント機能が楽しい動画サービス、ニコニコ動画。後者はニコ動の毎時ランキング。

検索データから読み解く2007(by Yahoo)

続いてYahoo!のサーファー部から、検索データを元にして客観的に2007年を読み解いたプレゼン。

Major Query

まずは単純な人気ランキング。モバイルの利用も増えたmixiや脳内メーカーは高順位。また、ニコ動も今年誕生したばかりで一気に上位に食い込んだサービスです。動画強し。

携帯からの検索

携帯からの検索が増えたと言っても、mixiなどはPCからの検索数が圧倒的。その中で特殊なのが「プロフ」。中高生の層を中心にモバイルでの利用が多いため、PCとモバイルで同じくらいの検索数になっているようです。

ブロガー向けプロフサービス(iddy)なんかもありますし、簡単なプロフはWebにも作っておきたいところですね〜。

Buzz Query

年間を通しての人気ではなく、突発的な人気ワード。「答えはWebで!」系のCMと連動した検索などが、その代表例です。…なんとなく予想は付いていましたが、最近ではこの手のCMが増えすぎているため、効果のほどは「?」になってきているようです(笑)。

瞬間的にユーザを引きつけるポイントは、その興味・関心にマッチしているかどうかがカギ。

色々な指標

最後に、単純な検索数以外の指標について。地域別や年代・性別、さらには検索が行われた時間帯などを考慮すると、面白い結果が見えてくるそうです。

興味深かったのは、午前5時くらいに突発的に検索されるワード。…これ、新聞のクロスワードの問題を解くための検索だとか。

主催者の考える2008年

主催者のお二方が考える、2008年のトレンドについて。

橋本さん

まずはモノからコトへの変化、という視点が語られました。音声、動画というWeb媒体、さらには出版もだんだん身近な物になっているということで…個人が情報発信するためのインフラ部分は、だいぶ整っていると思います。そうなると「モノからコト」に移行するのは妥当でしょうね。

他、多次元的に「集合知」を形成する(烏合の衆から文殊の知恵に)という事も挙がっていました。

田口さん

田口さんの考えは以下の観点から。

アイデアコンテスト型のPR
Idea*Ideaで開催中の百式企画塾、のように、参加者のアイデアを重用視するPR企画。また、これに関連して、企業とロングタームでつきあえるブロガーを増やしていきたい、という考えも。
Opportunity Overload
何でもやれる一方、何でもやれすぎてパンクしている事態。…耳が痛い(汗)。GTD的にうまく仕事を回す必要あり、と。
Power of One
Webサービスを「1人でも作れる」時代。プログラムを初めて半年、という人でもアイデア一つで人気サービスにつなげることが可能。
世界的な視点
アジア圏、さらには世界に向けての情報発信。

最後の所で「お金は世界で回っている」と語られていたのが印象深かったです。

余談ですが、田口さんのプレゼン資料はSimple is best。見習いたいです。

全体会議

全体会議、お題は以下のようなものです。

課題文

2007年はSNS,ブログ,映像共有サイトなどによってリアルな場で開かれる勉強会がじわじわと盛り上がった年でした。そこで2008年末、あなたがひょんなことから考えた勉強会支援サービスが大流行しました。
このサービスによって、結果的に開催される勉強会の数が20倍になった!という、そのサービスについて次のことを教えて下さい。

穴埋め問題

  • 勉強会にありがちな()という問題を
  • ネット上の()を活用し
  • ()することによって解決。
  • その画期的なサービスの名前は()。
  • サービスの図解も。

自分の回答

とりあえず思いついたのは二通り。

一つは「その場限りで終わってしまう」事を防ぐために、「動画や議事録をUPする」ことで、「見られるプレッシャー&有名になれるという出世欲を刺激」する、というサービス。

もう一つは「会場がない」事を解決するために、「無料で勉強できるなら会場貸すよ!という人を募る」サービス。

どちらもいい名前は思いつかず…orz

今になって思えば、「各人の興味分野&勉強履歴を公開するSNS」のような物でもよかったかも。…来年はなんか勉強会でも企画してみようかな…。

ハプニング発生

全体会議の前の休憩時間、初音ミクの「みっくみく」動画が流れていました。このとき、6時45分ごろ。そして全体会議の個人作業は7時5分まで行われたわけですが…

終了5分前(すなわち、7時)。ハプニング発生。

[tegaki]に〜っこにこ動画♪[/tegaki]

[tegaki]時報キター(・∀・)[/tegaki]

会場、爆笑。

結果発表

まずはザク携帯の当選者。「同じ漢字を選んだ方が4名いました」ということで、その4名でじゃんけん。そしてその漢字とは…

[tegaki]笑[/tegaki]

…惜しかったorz

続いて全体会議の優秀賞。こちらは

  • 参加者のWeb戦闘力が分かる「ヘルネット
  • 参加者の雰囲気が分かる「3%有名人
  • キャンセルを減らす「キャンセルをどげんかせんといかん

という三つの中から、会場投票によって決定。…名前のインパクトもありまくる「キャンセル〜」が一位、「ヘルネット」が二位という結果になりました。

以上、こんな所でお開き。最後にYahoo!から参加者1人1人へ記念品も配られました〜。

編集後記

まだ少々疲れが残っているので…日曜はじっくり休みます^^;