習慣化:千里の道も一歩から(脳が教える!1つの習慣)

脳が教える! 1つの習慣

脳が教える!1つの習慣」。レバレッジシリーズの本田直之さんが監訳された1冊です。内容的には石井裕之さんの「心のブレーキの外し方」とも近かったりするので、合わせて読むと効果的かもしれません。

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小さな一歩を確実に

原書のタイトルは「One Small Step Can Change Your Life」。直訳すれば「小さな1歩があなたの人生を変える」。

これが本書の内容そのもの、と言えます。

石井さんの「心のブレーキ〜」では「潜在意識による現状維持メカニズムによって、人間は新しい習慣を拒絶してしまう」という趣旨の内容が書かれていますが、それを打破する方法の1つがこの「小さな1歩」です。

小さすぎる1歩なら、脳も「新しい習慣だ→拒絶しよう」と思わず、そのまま受け入れてしまう、というわけです。例えば運動を始めようとするなら、最初は「TVを見ながら、CMの間に1分だけ足踏みをしてみる」とか。およそ運動には思えないような内容ですが、だからこそ脳も受け入れてしまう、というわけです。

時間はかかるが効果は確実

この「小さな1歩」、効果はあるのですが…欠点はとにかく時間がかかる事。先ほどの運動の例なら、まずは1日1分を1〜2週間くらい続けて、次に2分くらいにして…といったように、かなりのスローペース。最終的なゴールとしての習慣にたどり着くには数ヶ月計画でやっていく必要があります。

とは言え、短期間で無理矢理に習慣化しようとしても挫折するのがオチ。仮に成功しても、一夜漬けで勉強した時のように抜けていく可能性が高いです。…土台作らずに張りぼて習慣を作ったようなものですから。

それだったら、少し時間がかかっても確実に積み重ねた習慣を作る方がよっぽど合理的だし、やる価値もあります。「面倒くさがりだからやらない」という言い訳もできないほど、面倒じゃない1歩からスタートして積み重ねる。これが秘訣ですね。

先日、大橋さんのLIVE HACKSセミナーで「時間管理の課題を解決することは、確実にできる。ただし、時間がかかる」というメッセージがありましたが、これもおそらく根底にあるのは同じ。

習慣を作って確実に、かつ自然に(無意識に実行できるくらいに)回していくには、時間がかかる。強引に習慣化して途中で挫折するか、じっくり習慣化して確実に身につけるか。・・・場合によっては前者が必要になることもあるでしょうが、可能な限り後者のスタンスで動きたいものです。

脳が教える! 1つの習慣
ロバート・マウラー
講談社 ( 2008-07-05 )
ISBN: 9784062144704
おすすめ度:アマゾンおすすめ度

編集後記

連休中、マインドマップインストラクターの2期生であるいがじゅんさん(五十嵐順子さん)の受講生オフに参加。マインドマッパーが30人集まるとすごいですねw