「ちょいスケ」のススメ(スケッチは3分)

スケッチは3分 (光文社新書)

本日、紹介するのは山田雅夫さんの「スケッチは3分」。マインドマップに使ったり、ちょっとしたメモ書き代わりに使ったり。普段はあんまりイラストを描かないような方にもオススメです。

タイトルにある「ちょいスケ」は本書の中で紹介されいるものです。ちょいとスケッチ、ちょいスケ

[tegaki]3分で 「思い」を描く スケッチ術[/tegaki]

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スケッチのよさ

写真と違ってスケッチした場合の良さは「観察者の思いが表現できる」こと。写真では写りにくい特徴、あるいは描き手のこだわり・表現したいポイントも、スケッチでは自在に表現できます。

…極端な話、そのポイントだけ描けばいいわけですから。

ブログ記事のキャッチ用に写真画像を用いている方は多いと思いますが、たまにはスケッチを用いてみる、というのも面白いでしょうね。自分でブームを作ってしまうチャンスかもしれません。

[tegaki]ブログスケッチ術[/tegaki]

とか。…なんか違うかな(汗)。

スケッチからの学び

単なる芸術としてではなく、「工学的」「論理的」な特徴も取り入れている「ちょいスケ」術。その最たるものは「観察する」ということです。

自分が興味を持ったものを「観察」して、その特徴を「分析」する。そして、分析した特徴を伝えるために「表現」する。

これ、スケッチだけでなく一般的に成り立つ流れですよね。

スケッチというと芸術的な印象を受けますが、あくまで表現としての1手段。その背景には「観察」「分析」という、論理的な要素も混ざってくるわけです。主観によって興味を持ったものを、いかに客観的に、かつそのポイントを外さずに伝えることができるか。

ブログ、プレゼンなどのコミュニケーションでは常に考えておきたい所です。

※ちなみに「工学的」というのは、描くための技法など。詳しくは本書で。

他、メモしたポイント

基本的にはスケッチ方法のコツを抜粋してメモしてあります。一番のキモである「描き方」は読むだけでなく実践してみましょうね(笑)。

  • フリーハンドの円
  • 省略
  • 右上がり
  • 「面」の集合
  • パーツの境は2本線
  • 視点の置き方
    • 「見える」「見えない」
    • 「奥行き」の調整

続編の「カラースケッチも3分」もそろそろ買ってみます。レビュー、お楽しみに〜。

カラースケッチも3分 (光文社新書)

関連ブログ

マインドマップつながりですねぇ…(笑)。僕もかかねば(汗)。

スケッチは3分 (光文社新書)
スケッチは3分 (光文社新書)

  • 山田 雅夫
  • ASIN: 4334033806
  • [新書]
  • 価格: ¥ 735
  • 光文社
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編集後記

この記事を書きながら聞いているもの:「ツイてる!ポッドキャスト新春2008」。…新年早々、聖幸さん飛ばしてますw

ってかイントロのボイスが怖いッス(´・ω・`)