Web未来の生き方(フューチャリスト宣言)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)

茂木さん・梅田さんの対談からなる新書、「フューチャリスト宣言」。後半には両名の講義緑も掲載されており、一粒で二度おいしい(?)内容です。

Web時代の未来をどのように進んでいくかのヒントともなる考え方が書かれています。2008年はどのようにWebが発展するか、思いを巡らせながら読んでみてもいいかと思います。

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将来の大学像

今までの講義形式を取っ払う、Webベースとなるスタイル。…そもそも「講義」を中心に据えるのではなく「研究」を中心にするという方がしっくり来るかも。

ブログでもっとライブに「誰々がこの論文を書いている。これを明日までに読んでおきなよ」

こんな研究スタイル。研究室内のLANを使ってなら、このようなスタイルを実践している研究室もありそうですが…もっとオープンに、より多くの人が注目できるような形で。「今、どんな研究論文が出ているのか?」という情報なら、いくらでも共有したいですし。

※個人的には、研究自体もオープンソース的に実施する物があっても面白いと思いますが。

ネット上での論文アーカイブについても、まだまだ掲載されていない物はありますし…この辺も少しずつ増えていって欲しいですね。

ネット世界にかける

引きこもっている方が、生産性が高い」。

本文中にこんな表現があります。引きこもっていれば通勤する負荷はないわけですし、その分を生産につぎ込むことができる、という意味です。この場合の生産というのはWeb上で使うものなど、実体を伴わないものが多いとは思いますが…延々とコーディング作業をするなら、わざわざ出社する必要は無いというのもうなずけます。

この辺、海外のフリーランス事情がどうなのか、とかちょっと興味はあります。

自分の中のアンカーポイント

アンカー(錨)ポイント。ネットという大海原で、自分が錨を降ろすポイントです。言い換えれば、自分の思想の軸になるようなポイント。対談の中では、雑誌や新聞(フロー情報、時間と共に次々と変わるもの)ではなく、本がその「固定点」的な役割を果たすと言われてます。

16万字のなかの、どこに注目し、何を考えるかというのは、1人1人みな違う。

こんな言葉にもあるとおり、何をアンカーポイントにするかは、同じ本であっても人それぞれ異なります。自分に合ったアンカーをいくつか定めて、その軸をブラさないようにしながらWeb航海をできるようにしたいですね。

情報の波に飲まれないように…。

他、メモしたポイントなど

  • 未来は予想するものではなく、創り出すものである。
  • Googleはそのときに「ユーザーが必要としている情報」しか出さない
  • 自分の世界を崩されることへの拒否感?(メディア系)
  • オープンソースと脳の「報酬系」
  • Infomation wants to be free.
  • Wisdom of crowds
  • タグ付け、パブリックライティング:Webでの発信
  • フューチャリスト同盟:野次馬的な関心
  • 命を輝かせるためには、インターネットの偶有性の海にエイヤッと飛び込まないとダメ

おまけ。

「公式的な正しい範囲」という幻想はどこかで捨てないとダメ。
「とんがっていいんだよ」

この部分読んで、
とんがってもいいんだよ、人間だもの
なんて頭に浮かびました (´・ω・`)

フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)
フューチャリスト宣言 (ちくま新書 656)

  • 梅田 望夫
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編集後記

さて、今日から平常モード。貯まってるもの、一気に片づけます。