ウェブ進化論・第2章(ウェブ時代をゆく)

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)

ウェブ時代をゆく」。レビュー遅くなりすぎましたが載せます(苦笑)。下書き用に使ったメモは「中の人のメモ帳」を。

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ウェブ時代のリーダーと右腕

「リーダー」として存在できる条件としては、「好き」への没頭が上げられています。人生をうずめるくらい、自分の好きと思えることに集中できるかどうか。情熱を持って取り組めなければ、ついて行きたいと思う仲間も減ってしまいますよね…。

リーダーと合わせて注目しておくべきは、リーダーと一般参加者を埋める「右腕」の存在。ある意味、縁の下の力持ち的な存在になるかもしれませんが、この媒体部分が弱いとコミュニティが広がらずに終わってしまいます。自分の思いをより広範囲に広げつつ、支えになってもらえる存在。そういった意味ではこの「右腕」の存在は大きいですよね。

Webとは違いますが、科学におけるサイエンスコミュニケータの存在も似たようなものかな、と感じてます。

そしてさらに一歩進むと、リーダーと右腕を兼任する事も出てくるのではないでしょうか。ある分野では自分がリーダーとなり、ある分野では他人の右腕となり、お互いに支え合いながらコミュニティが広がっていく…そんな様子も想像できました。

けものみち〜総合力勝負

「高速道路」論(Web等で情報が容易に手に入り、「ある程度」の段階までは知識を得やすい状態)に対し、けものみちに降りて学んだことを生かす(周辺領域で知識を活用していく、など)事が語られていますが、これも「右腕」的な存在に近いような感じが。

一つの専門知識をとことんまで突き詰めた「リーダー」と、総合的な力を使ってリーダーの補佐をしていく「右腕」。けものみち論と右腕論を強引にくっつけるべきではないかもしれませんが、なんとなく自分の中ではしっくり来たので書いてみました。

けものみち力養成講座なんて開講したら流行るかなぁ…(´・ω・`)

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編集後記

梅田さんから「中の人のメモ帳」にはてスタもらいました(´・ω・`;
今度はこっちの記事を見てもらえることを祈ります(´-人-`)