ノートの使い分け方:まずはメモ、その後で整理

2013年2月11日

様々なメモ・ノートツールを利用していると、その使い分けや集約方法などを迷ってしまう事があります。デジタルとアナログの使い分け、ノートと手帳とメモ帳の使い分け…などなど。

いくつか使い分けの方法はありますが、今回は僕が普段実践している方法として「まずはメモ、その後で整理」というやり方をご紹介してみたいと思います。

やり方

やり方はごくごく単純です。「まずはメモ」という呼び方からも分かるように、何か気づいた事・思い立った事など、ノートを取って残したいことに出会ったら、まずはメモをとります。

その時に用いるツールは「一番手に取りやすい」事を選択基準にしています。iPhoneに触れている時ならiPhone、職場の机にいる時ならホワイトボード(机の上にメモ用ホワイトボードシートを貼っています)など、「すぐメモをとれる」ツールを選択しています。

そして、そのままではメモがゴチャゴチャに増えてしまうため、「後で整理」を行います。この整理時間は定期的に取っておかないとメモが山積みになって大変な事になったりするため、最低でも1日1回、GTDのレビューを行う際には合わせて実施するようにしています。

わざわざツールを増やす理由

このやり方だと、「最終的にメモを整理するなら、なぜ最初からツールを一元化しておかないのか?」という疑問も出てくるとは思います。もちろん、最初から一元化できた方が本当は楽ですし、そうしようと努力したこともありました。

ですが、一元化しようとした時に直面した大きな問題があります。それは、

いつ、いかなる時でもそのツールをすぐに使うことができるか?」ということです。

これにYesと答えられるツールがあれば万事解決するのですが、そうは簡単にいきません。

例えば、片手でバッグを持っていて片手でiPhoneを持っているとき、iPhoneでならすぐにメモを書くことはできますが、バッグからモレスキンを出してメモを始めるまでは少しタイムラグが発生してしまいます(なら普段からiPhoneで…と思っても、電池がちょうど無くなっていたらどうにもなりません)。

たかだか10数秒くらいのタイムラグではありますが、それだけでもメモを取り出そうとする間に書くべき事を忘れてしまうこともあります。メモを取り出そうとして鞄を落としたりしたら、それだけで慌ててしまって、内容を忘れてしまう可能性はもっと高くなります。

メモを整理する手間が発生するのは確かに面倒ですが、書くべき事を忘れてしまい、取り返しがつかなくなってしまうよりはよっぽどマシです。そのため、ある意味「仕方なく」という感じではありますが、ツールを増やしてでもメモを残すことを優先しているわけです。

整理の方法などはまた次回、まとめてみます。

編集後記

現在、8コママンガの作成中。「マンガでわかる!スピード仕事術」の第2弾に投稿するためのものです。何とか間に合わせねばw