blogランキングの裏話(1):ランキングの基礎とポイント計算
先日、CLAで「数字を使ったロジカルコミュニケーションセミナー」がありましたが、それに関連して。
ブログと数字…と言えば、ランキング。ブログランキングにまつわる、ちょっとした裏話をご紹介します。…もしかすると、参加してる方でも気づかなかったり忘れていたりするかもしれません(笑)。
注)人気blogランキング、東大生ブログランキング、にほんブログ村の3つ以外については、現在使用していません。他のランキングでは内情が異なるかもしれません。
In/Outとは
ブログランキングのページでよく見かける、InとOutの表示。これらはそれぞれ、
- In:個人のブログからバナーをクリックしてランキングのページに来た人
- Out:ランキングをクリックして個人のブログに行った人
というものを表現しています。
見方を変えると、
- 既にブログを見ている人が投票すると、Inになる
- ランキングを見た人が興味を持ってアクセスすると、Outになる
というわけです。
なお、大抵の場合、「○○ブログランキング1位!」という時はInランキングを使っています。上記の通り、InとOutではそもそも閲覧者が違ってくるので、Inランキングでは1位でもOutランキングにすると10位以下…なんて可能性だってあるわけです。
余談。大抵の場合、InとOutのランキングは連動している事が多いですが、まれに「Inランキングは高いのにOutランキングが低い」という場合もあります(東大生ブログランキングにおけるこのブログとかorz)。
これは要するに、「ブログのタイトルやランキングの紹介文を見て、中を覗いてみようという気が起きない」という事になります。せっかくInで上位に食い込んでいるのなら、Outでも評価されるように頑張ってみましょう(汗)。
ポイントの計算方法に潜むカラクリ
さて、ここからはちょっとしたポイント計算のカラクリです。特にInランキングを考えた場合に注意すべき事を書いてみます。
人気blogランキングやにほんブログ村では、複数のカテゴリ(日記とビジネス、など)に登録することが可能です。これは一見すると、「複数のランキングでまとめて上位をねらえるからチャンス!」と思うかもしれませんが…うまい話には裏があります。
実は、ブログランキングではバナーをクリックした場合、「10ポイント」が発生する仕組みになっています。そして、その10ポイントを、「登録してある全カテゴリーに配分」するわけです。
具体的に考えてみます。
色々な話題を幅広く取り上げようとして、「日記70%、ビジネス30%」で登録したAさんと、話題を特化してビジネス100%にしたBさんがいます。
Aさんのブログでは、投票ワンクリックごとに日記+7、ビジネス+3という評価が為されます。一方、Bさんにとっては、ワンクリックあたりビジネス+10として加点されるわけです。
複数のカテゴリをまとめて加点できる分、一つ一つのランキングに対する影響力は下がってしまうというわけですね。これ、登録してる人でもつい忘れている事があるのでご注意を(苦笑)。
では、今日はここまで。もう1,2ネタあるので、続きは明日にでも書きます。
創造のタネ
先ほど例に出したAさんとBさんに再び登場してもらいます。
Aさんが5クリック集めたとすると、ビジネスランキングでの評価は15ポイントです。これはBさんから見たら、わずか2クリックで追い越せる数字です。つまり、相手よりクリック数を集めることは不可能であっても(極端な話、閲覧者数そのものが少なかったとしても)、ランキングだけ見たら上位になるという可能性はあるわけです。
「1クリック10ポイントの分配」という事を考えると、「ブログランキングの上位を狙うには、1本のカテゴリーに絞って登録する方がよい」という結論にも繋がってきますね。
…どっかの情報商材で売ってたりしそうな話になりそうですが(笑)。
編集後記
del.icio.usからの投稿、「links for」がちょっと邪魔な感じもしてきたので、ページ下段に移動しました。また、Indexのリンク数が100越えしていた(汗)ので、ちょっとずつブログのデザイン変えて調整中です。
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