あなたもいままでの10倍速く本が読める
前からちょっと気にしてた本。試しに読んでみました。
ざっと見た感じ・・「使い方を間違わなければ」、ちゃんと役に立つのでは?
あなたもいままでの10倍速く本が読める ポール・R・シーリィ 神田 昌典 フォレスト出版 2001-09-19 |
アマゾンのレビューとか見ると、評価が大割れしてるんですが・・とりあえず個人的見解を。
まず、タイトルには思いっきり批判。どこから「10倍」と数字を持ち出したのか?
はっきり言って、こういう妙なタイトルつけちゃうから、批判も多々出てくるんだと思いますが…。
誰だって、こんなタイトル見た上で、1ページ数秒で眺める「フォトリーディング」について
読んだら、それが全てだという第一印象を持ってしまうと思います。けど、ちゃんと読むと、
それは全てではありません。自分の中では、むしろ一番大切なのは、フォトリーディングの
次の作業、「アクティべーション(活性化)」の方だと思います。
詳しくは大変なんで書きませんが、大切なことは、このステップで「文字をきちんと読む」
作業を行う、ということです。これが無ければ、巷にゴロゴロしてるような「右脳読み」との
差がつかなくなるのでは?
フォトリーディング・ホールマインドシステムでの重要なことは、必要な情報を求めて読む前に、
「意識化でプレビュー」+「無意識化でフォトリーディング」で二通りの内容確認を行う点、
だと思います。何か一つを求めて、それを意識してプレビューしただけで読み始めると、
本当は大事な事も見落とす恐れがあります。
それを防ぐ予防線としてのフォトリーディング、ではないでしょうか。
結論。「読む速度」ではなく、「理解する速度」の向上のための読書。
・・・・・後は、自分で試してみます。
どうせ「プレビュー&流し読み」はよく使う手段なので、そこにフォトリーディングを
加えるだけだし・・・通学時間で十分足りると思うので。
ディスカッション
コメント一覧
そんなあなたに上野千鶴子の本の読み方を伝授しよう。目次だけ見て面白そうなとこだけ読む。終わり。ある意味究極。(ちょっと極端な言い方なので鵜呑みにしないで。)
ある意味それもアリですな。さすがにすべての本に対してそれを実行する勇気は無いけど(苦笑)でも、自分が興味を持てるところを重点的に読むことは大切だと思うよ^^