アイデア・ブック
アイデア・ブック スウェーデン式 フレドリック・ヘレーン ダイヤモンド社 2005-03-11 |
内容的には、以前に読んだ「頭脳を鍛える練習帳」などに近いところもあるかも。
創造性を高めるための手法として、30種類の物を紹介しています。
どれも小難しい物ではなく、さっと読んで「なるほど」と思える物が多いのがポイントかな?
まぁ、マップには全部書いてられないので、ごく一部だけにしましたが(苦笑
全体を通して、「答えは一つではない」という意識が最も大切、という印象を受けました。
途中にIQテストのような問題も少しあったのですが、そこの解答にも、
「正解はこれだけではありません。大切なのは答えそのものではなく、
その根拠を説明できるまで考え抜いたことです」
との一文が。これには同感です。一見不正解に見える選択肢であったとしても、
それを選ぶ根拠に間違いがなければ誤りとは言えないだろうし、むしろ問題が
不適切だったと考えるべきでしょう。逆に、正解の選択肢を選んでも、その根拠が
説明できないならば、それは正しいと言い切れない気がします。
何かを思いつくことが出来たら、まずはそこから連想。それが終わったら、
頭を真っ白にしてもう一度。それも終わって出尽くしたと思ったところで、
さらに一がんばり。
時間はかなりかかってしまうだろうけど、たまには1時間くらい、頭の体操に
使うのも悪くないかな??
おまけ:本書にも載ってる、よくある有名な問題。
○ ○ ○
○ ○ ○
○ ○ ○
紙に上のような9つの丸が描かれている。
最大4本の線で、すべての丸をつなぐにはどうすればよいか。
(答えは一つじゃないです。)
ディスカッション
コメント一覧
あれ?この問題って『一筆書きで』の指定つきだったような気がする。
あ、ごめんごめん、指定抜けてたね^^;「一筆書き」というか、「紙から鉛筆を離さずに」というか。本書に書いてあったのは後者の方です。