大人のための文章法
大人のための文章法 和田 秀樹 角川書店 2003-11 |
またまた、受験業界でも有名なお方の本。
(ちなみに、現役の時はこの人の本を頼って落ちた記憶があるわけだが。)
そろそろ論文書く機会も増えたりしそうなので、(直接関係あるわけではないが)
読んでみようと手に取った一冊。今までにも何冊か、論文の書き方を通して
文章構成の仕方、みたいな内容の本は読んだわけですが、
「コンテを作ってから書く」とか、「書き方を学ぶのには小論文がいい材料になる」
とか、やっぱり基本は同じ・・というか、ある種当たり前というか・・・そういう印象も。
ただ、結局の所「書かなきゃ力はつかない」ってわけで。
ミスを恐れちゃ何も始まらない、って感じでしょうか。
ちなみに、「とにかく書いてみる」なんて所読みながら、ちょっとひらめいた事が。
前々から、「小論文で練習できる」っていうのは読んでたわけですが、
そのテーマ探しに苦労しそうだな、という事をずっと考えてたわけです。
で・・どうせなら、一石二鳥というか、色んな意味で効率よくやりたいので。
次のような手段、考えてみました。
1.受験参考書「速読英単語」とか、色んなテーマで数百語くらいの文章が載ってる物を探す。
このとき、CDがあるとなおよし。
2.とりあえず英文読む。ちょっと考えて分からなかったら、解説読みながらでもいいので、
内容をちゃんと理解する。
3.読んだテーマに対し、「まとめ」「要約」「自分の意見」なんでもいいから書いてみる。
とりあえず日本語、できそうなら英語も付け加えて。
4.仕上げにもう一回原文読む。CD付きのやつだったら、今度はリスニングで。
って、ダラダラ書いて、要するに「英語の文章読んで、意見を述べよ」みたいな小論やるような
もんですが。(どっかの入試にもありそうだな、こういうの。)
ただ、小論だけの問題集を探しても絶対数が少ない、っていう一方で、
「速読入門編」のような優しいレベルから、TOEFL用のハイレベルの物まで、
「文章を利用して単語・熟語を覚える」形式の書籍は色々揃ってるので、こっちの方が
色んな意味でお得かな、と。幸い、手元にも一冊そんな感じの本がある(受験生時代のが
まだ残ってる)ので、英語の復習も兼ねてやってみようかな~と、思ってたりします。
で。
ある程度基本文法さえ理解してるなら、こういった学習法って便利だと思うのですが。
英国まとめて勉強できるし、内容によっては社会科とかにも通じるはずです。
学校の通常授業でここまでやれ、とは言いませんが・・・
課外とかで取り入れたら、成果出る子はいるんじゃないかなぁ・・・と、ちょっと思ってみたり。
自分で読んで学習する、という点で、授業のような受け身じゃなく、能動的な所もあるので
効率的だろうな、とは思いますが・・・いかがなもんでしょ??
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