決断力
決断力 羽生 善治 角川書店 2005-07 |
棋士、羽生さんの本です。
この人の本読んでみるのは初めてだけど、全体として結構読みやすい感じでした。
好みに走らず、オールラウンドに・・みたいな話が途中でちょっと出てましたが、
クセのない読みやすさでした。普段から物書く仕事してる人の文の方が、
読みにくかったりすることもありますよね(苦笑
こんな文章、自分でも書いてみたいわけですが。
余談はおいといて、と。
「決断力」ですが、決断の時に最も不安になるのが、その背後に隠れるリスク。
リスクを不安に思うから、決断が鈍る・・って感じでしょうか。
一つ言えてるのは、「ワンセット」になってるわけだから、ゼロにすることは出来ない。
つまり、リスクから逃げていると、決断はずっと出来ない。
言われてみればごく当たり前の事なんだけど、いざ決断迫られたとき、
そういう心境になれるかどうか、っていうのは、難しいと言えば難しい・・のかな。
タイトルは決断力、ですが、そういった局面をむかえたときの集中力の使い方、
なども色々触れていて、結構お勧めの1冊、って感じです。
将棋にしろ、スポーツにしろ、精神的なものは共通してるんだな~、と、実感しました。
ディスカッション
コメント一覧
すごく読みたくなった。今日買ってくるよ。
羽生さんて理系っぽい文章かくのね。それに理知的。読みやすいのは僕らが理系だから?
まあ、理系だから、っていうのもあるけど、
論理的にしっかりしてる文章って、
文系だろうが理系だろうが読みやすいと思うし。
文理関係無しに、読みやすい文章って・・
かけるようになりたいなぁ(笑
読みやすい文章って、すうっと内容が頭に入ってくる文章だよね。読み手のことを考えてるって言うのがすごく伝わる。
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