考える技術・書く技術
考える技術・書く技術 板坂 元 講談社 1973-01 |
タイトル通り、「考える技術」と「書く技術」について触れられた本。
読書についても少し触れられてましたが、「必要な情報を抜き出す必要性」を述べている
あたり、情報化が始まっていることをちょっと感じさせられます。
見切りの付け方、っていう一言で済ませちゃえばいいのかもしれないけど、実際は結構難しい。
その一つの原因って、実は学校教育にあったりするのかも、と思います。
歴史などの暗記科目を、特に入試などで用いる場合、「重箱の隅をつつくような」知識を聞いてくる
ものが結構あると思います。とすると、勉強する時、「いかに全てを覚え尽くすか」という
スタンスでやるハメになってきます。はっきり言って、「見切り」とはまるっきり逆の技術・・ですね。
もちろん、必要最低限の知識は覚える必要があると思うし、その部分は暗記に頼る
試験であってもいいと思います。けれど、どこまで詰め込みをするか、というのも、
考える必要はあると思うんですよね^^;
例えば歴史だったら、事実を覚えておくことも大事だとは思うけど、
そこからどのような教訓を得られるか、とかの方が、より重要では・・と思います。
年表とか人名、地名なんて、「調べればすぐ見つかる」わけですから・・。
って、これは極論しすぎかな^^;
何か本の内容とは全然違うこと書いちゃいましたが(苦笑
余談:
書籍情報検索して気づいたんですが、同様のタイトルで海外の翻訳書(ちょっと厚めのもの)
もあるようで。日本人の技術論と欧米人の技術論で、どんな違いがあるか、とか、見てみるのも
面白そうに感じてます。
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