読書マラソン(99冊目) 大人のための勉強法 パワーアップ編
大人のための勉強法―パワーアップ編 和田 秀樹 PHP研究所 2001-03-15 |
「大人のための勉強法」の続編、という位置づけではあるのですが・・・・
前作読んでない自分としては、そんなの関係無し・・(汗
この1冊の中で特に興味を持ったのは、
「勉強の成果」を考えるための二段階について、です。
(ちなみに、前作の復習として前書きに書かれていました。・・・読む順番間違ったのがよく分かる。)
知識を取り入れる、知識を体系化する、自分で使えるように加工する、実際に使いこなす、と、
色んな度合いを考えることは可能です。世間では「勉強」という言葉一言で片付けちゃってますが、
ちょっと広すぎるような気がします。
確かに、昔は「博識=頭がよい」という時代もあったわけだし、
勉強、という言葉でひとくくりにするのも分かる気はするんですが……
現在の「知識を使いこなせる」というギャップをどう埋めるか、というのは、
学習者だけじゃなく、指導者側も気を配っておく必要はあると思います。
そういった意味では、「これだけやれば絶対合格」的な物って、かなり不安定なのかな。
著者の想定しているレベル(知識レベルではなく、学習という行為のレベル)と、
学習者のレベルがちょっとでもずれると、とたんに効果が落ちてしまうのでは。
学問に王道無し、という言葉がありますが、
万人に共通する手法が存在しない、という意味では十分正しいのかも。
(個人的には、その人その人に対応した王道なら「ある」と思うのですが。)
さて次は100冊目。 書けそうな本が何冊かあるけど・・・どれにしよっかな~。
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