議論のウソ
議論のウソ 小笠原 喜康 講談社 2005-09 |
前々回の「大学生のためのレポート・論文術」と同一の著者。
誤った情報を発信しないように、という見方をするなら、レポート・論文術という観点にも近くなるかも?
後書きに書かれてる意見を見ると、
どちらかというと「ウソを見抜く」というよりも「極論を一歩離れて見つめる」という方が
より本質に近いのかも。
100%間違っているわけではないが、ある一面だけに着目して、
そこから(やや強引に)展開しているような議論をどう解釈するか、本質をどう見抜くか。
見聞きした意見の鵜呑みではなく、そこから考えるということ。
完璧な「正答」がないのが実社会であるということ。
この辺を意識するというのが、情報の受け手側としても必要になっています。
議論のウソ、といっても、それをそのまま受け入れてしまう方にも責任はあるんでしょうね。
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