106冊目:パワーロジック
論理の鎖・・・というよりは議論の「型」、かな。
パワーロジック 論理的に結果を導く秘密の説得術 内藤 誼人 ソフトバンククリエイティブ 2005-09-23 |
「パワープレイ」に続くパワーシリーズ第二段。
前回のは「雰囲気で押す」、今回は「内容で押す」といった感じかな?
個人的にはこっちのほうが好きです。
内容についてですが・・・
今まで色々読んでたのもあって、あんまり目新しいのはなかったかなぁ・・・。
ドラゴン桜とかで見かけたのも結構あったし。(手抜きマップにその結果が現れてます)
ただ、文庫版だったのに加え、参考文献も色々取り上げられているので、
手元にあるといろんな意味で便利かも。
この本では会社やビジネスの場面を想定して、相手を「上司、部下、クライアント」
と分けていましたが、自分としては「教授、後輩、学会の場」くらいに考えて、適用してみたいところ。
まず最初に基本となる「型」を押さえて、そこから状況にあわせて判断していく、
といったスタンスなので、結構受け入れやすかったです。
欠点としては・・「ロジック」といわれて、ロジカルシンキングみたいなことを考えると、
ちょっと期待はずれになっちゃうかも。
どちらも「トポス」には変わりないんでしょうけどね(笑
こういう本読んでると、鵜呑みにしたような発表が増えてくる可能性あるわけで。
そういうのって、「こうやればいいや」みたいな適当感が入っちゃいそうで気になります。
いわゆるハウツー本とかって、知らないよりは知ってるほうが断然いいんだろうけど、
それを鵜呑みにするだけだと、五十歩百歩に思います。
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