111冊目:読書術
読書術の体系化。遅く読むもの、早く読むもの。
読書術 加藤 周一 岩波書店 2000-11 |
今年最後の1冊。読書術に始まり読書術に終わる・・・(笑
様々な読書法について書いているので、人によってどこを参考にするかはまちまちだと思いますが、
自分の場合は「精読」と「速読」の組合せ、というか関連づけたものが参考になるかな。
「根本原理を学ぶために、まず一冊は精読で」
「枝葉を広げるためには速読を」
自分の中ではこの辺でしょうか。・・・まあ、以前の斉藤式読書術にも含まれてる内容ですがね(苦笑
速読、に関連した例として、鶴亀算と連立方程式の事が書かれていました。
解くだけなら鶴亀算<連立方程式。
ただ、原理を学ぶ、という意味では鶴亀算>連立方程式、だろうなあ。
・・などという考えから、ふと速読と精読の関係にも同じ事が言えるのでは?
と思い、今日の記事ネタに使いました。
専門科目にしても、自己啓発にしても、
まずは何か一つ、よい教科書を身につけることが第一、って事でしょうね。
概念や用語を知ってるか否か、だけでもずいぶん違ってくる事になるだろうし。
読まない読書 として、「書評の有効活用」なんてのがありましたが。
このブログもそうやって活用してもらえるようになればいいかなぁ(苦笑
「知の共有」って感じで。
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