コーチングの技術 菅原裕子(著)
力を引き出す技術
コーチングの技術―上司と部下の人間学 菅原 裕子 講談社 2003-03 |
他人も自分もコーチング。
コーチングの入門に手を出してみました。いきなりコーチを目指そうと言うわけではありませんが。
コーチングを行っていくうえで大切なことは、その目的が「相手が知らない事を教える」のではなく「すでに知っていることを引き出すために共に働く」という点。相手の中で眠ってしまっている力をうまく使えるように導いてあげるのが、コーチングの目的です。もちろん、「知らないことを教える」事も大切ですが、それとこれとは話が別。
英単語とか文法とか、習っていて知識としては持っている(=知っている)のにうまく書けない、話せない(=使えない)という状況を打破する、というような例えにも似ていると思います。これは言い方を変えると、「知識がない分野についてはコーチングをしてもあまり効果がない」ともとれるのですが(苦笑)。
さて、このコーチング。対象は他人だけではありません。自分のコーチング(=セルフコーチング)という側面もあります。・・・まあ、自己啓発って言っちゃえばそれまでかもしれないんですが(汗)基本的なプロセスは普通のコーチングと一緒ですが、一番大事なのはその心構えでしょう。自分に対して、「能力がある」「よりよく生きる事を望んでいる」「変わるまで待てる」という意識をもって望めるかどうか。最初からできないと決めてかかったら、簡単なことでもできなくなっちゃいますからね。それと同じだと思います。
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[tegaki]内面の 力を引き出す コーチング[/tegaki]
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
コーチングとティーチングは、違いますね。
自ら気づいてもらうのが、コーチングかと思います。
今の時代には合っている気がします。
淺田さん、こんにちは。
そそそんな。
学生さんがコーチングの本を読むなんて・・・(汗)。
こっちがコーチしてもらわないと(汗)。
コメントありがとうございます!
>こばやしさん
自分の中でも、ティーチングと完全に混同してました。
両方できる人がいると最高なのかもしれませんが。
>smoothさん
いやいやいや、まだ読み始めたばっかりですから^^;
僕なんかよりもっともっと実績のあるコーチの方も
いらっしゃるじゃないですか(笑)
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