31冊目:イギリス式 お金をかけず楽しく生きる
お金で買えない幸せ
イギリス式お金をかけず楽しく生きる 井形 慶子 講談社 2006-03-21 |
一言で表現するなら、
「無駄をそぎ落とし」「自分で創っていく」暮らし方、とでも言えるでしょうか。
(自給自足、とまでは言いませんが。)
家、物の買い方、人付き合い、etc.
お金をかけず、かといって「けちな」暮らし方ではなく。
楽しく幸せに生きるためのエッセンスです。
そういえば、『知的な大人のヒント』や『知性の磨きかた』の林望さんもイギリス好きだったような。
なにか通じるところがあるのかも。
こんな風に本を関連づけたりして考えるのも、また一興です(笑
某CMより
お買い得なコート:10万円
一戸建て:1億円
幸せに暮らす喜び:プライスレス
お金で買えない物がある。(懐かしい。
子供への接し方
最近、子育て中の母親達と話をする時、
やたらと自分の子供の友人関係を強調する人が増えた
子を思い、心配してのことだという姿を示しながらも、
親自身の子供をいつまでも近くに住まわせておきたいエゴが、
子供の結婚後の住宅準備へと走らせているのだ。
「お餞別」と返礼の習慣
「お受験」などに代表される子育ても結構話題になり、「過保護」とも呼ばれる空気もあります。
もしかすると・・・無意識に、子供に対しても「お餞別と返礼」を考えてしまっているのかも。
(=子供に手間暇かけながら育てることで、老後を裕福に過ごせるように養ってもらう見返りを期待)
日、英において、「老後、自分の子供に養って欲しいか否か」
というアンケートでも聞いてみたら、面白い結果が見られるかも?
学ぶこと
大学で勉強することは社会に出てもほとんど役に立たないだろう。
でも、ここの大学を出たら少なくとも世の中のデタラメと真実は
見分けられるはずだ。それでいい。それが本来の教育の目的なのだから
以前の本と結びつけるなら、
スキーマを増やすことが大学で学ぶ意義
とでもなるでしょうか。
下流社会は本当に「下流」か?
「下流社会」、「負け犬」などの表現を聞くこともあるが、
それは果たして本当に「下流」「負け」なのでしょうか?
少なくとも、年収が低いから下流、と結びつけるのは短絡的。
要はその人の気分の持ち方だと思うし。
・・・と、こういうのは『下流社会』を読んでから書こう^^;
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