32冊目:仕事の思想
なぜ働くか~答えは一人一人の内に~
仕事の思想―なぜ我々は働くのか 田坂 広志 PHP研究所 2003-09 |
働く理由を問うために
『自分であり続けるために』に続いて、田坂さんの本2冊目。
「働く理由は何か?」という問そのものに対しては、明確な答えは示されていません。
それは、一人一人違うから、自分で見つけ出す必要があるし、
常に問い続け、探求する必要がある、という事。
本書はその「理由発見の旅」において、どのような生き方をすべきか
(どのようにして探求していけばよいか)
という事を説いたものです。
ただ単に「お金を得るため」というレベルを超えて、「仕事」の意味を見出すための1冊。
「楽」を求める事への戒め・・・?
ハウツー本が色々と溢れたりしていますが、この『仕事の思想』においては
自分の答えは自分で探し出しましょうと言っています。
これって、常に「唯一の正解を求めようとする」とか、「誰かに教えてもらおう」とかの
安易な(しかもよくある)考え方を正してくれる役割も持ってるような気がします。
ディスカッション
コメント一覧
沿線住民Tです。ためになりました。
来訪ありがとうございます。
多分あのTさん・・かな。
(勘違いだったらすいません^^;
また遊びに来てください。