４冊目：人を動かす！プレゼンテーション
他人を説得し、行動してもらうためのプレゼンテーション術。
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人を動かす!プレゼンテーション―心をとらえるコミュニケーションの技術 杉田 敏 PHPエディターズグループ 2005-11 |
著者の杉田さんは、NHKラジオの「ビジネス英会話」で講師をしていたことも
ある方なので、名前に聞き覚えがある人もいるかもしれません。
といっても、今回は英語の話ではなく、「プレゼン」のお話。
プレゼンをなぜ行うか、といえば、「人を説得し、動かす」ためです。
大学などで一般的に行われている講義とはちょっと違って、
ただ伝えるだけでなく、双方向性も大切になります。
（欧米の大学とかだと、「双方向性」は結構活発かもしれませんが。。。それはおいといて。）
話し方や内容のまとめ方、さらにはパワーポイントの作り方など、
プレゼンを行うにあたって必要な技術を多く取り上げています。
情報の送り手も受け手も十人十色だし、
「これだ！」という模範解答的なプレゼンというものは無いと思います。
でも、１０割は不可能であっても、８割程度には当てはまるような
「一般論的解答」を体系化することは可能でしょう。
そういった一般論的なものを作り上げていくための「心構え＋手法」がまとまっています。
今、大学院の方でも「プレゼンの体系化」のようなものを行っているのですが、
大いに参考となった一冊です。
