48冊目:「書く力」が仕事力を高める!
「書く力」の向上
「書く力」が仕事力を高める! 福島 哲史 ロングセラーズ 2006-05 |
伝わる書き方
福島さんの本に触れるのは、
『これならできる!!すらすら速読入門 』に続いて2冊目です。
前回は速読についてでしたが、
今回は「書く」こと、すなわち「文章によって表現する」ことについて。
ポイントをシンプルにまとめてかかれています。その中から二つほど紹介。
●内容より、まずはアウトプットから(書き方のフォーマットを決める)。
一つ目のポイントは、
「誰に」「何を」「何のために」といった
6W2Hの質問項目を設定することを第一に決める、ということ。
目標を明確化しておくことで、書ける内容も自ずと決まってくる…
というわけです。
●情報を自分なりに受け止め、加工する。
続いて二つ目。
情報にはすべてフィルターがかかっています。これはつまり、
伝達者がいる時点で、多かれ少なかれ手が加わっているという意味。
だからこそ、自分の視点をもち、深く読みとる必要があるということです。
このほか、文章の訓練方法などにも触れていて、充実した一冊です。
書く喜び
冒頭で書いているときにもう一人の自分と出会うことができると述べられています。
「書くことで自分を見つめ直す」ということにもつながるのでしょう。
こういった楽しみや喜びも、書き続けることの原動力になるんでしょうね。
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