51冊目:仕事は、かけ算。

仕事の質と密度を上昇させる

4761263466 仕事は、かけ算。 ~20倍速で自分を成長させる
鮒谷 周史

かんき出版 2006-06-07
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効率を上げる知識集

先日のメルマガでも軽く紹介をした、鮒谷周史さんの本。
smoothさんの【マインドマップでビジネス書評 】
橋本大也さんの情報考学 Passion For The Futureなどでも紹介されています。
日刊メルマガ「平成・進化論。」の集大成です。

学びの手法、物事を実行に移すことの心構え、コミュニケーション手法など様々な視点から、
仕事の「質」、「密度」を向上させる技術体系を紹介しています。

自分の中では、「TTP(徹底的にパクる)」というのがツボでした。

もちろん、上手くお互い共有して、いいとこ取りして、成長し合っていくのが目標であって、
著作権侵害になるようなパクり方は厳禁でしょうけど(笑

『仕事は、かけ算。』というタイトルに込められた思いは、
「仕事の成果は時間(量)x質x密度。 
時間は万人に共通だが、質と密度を向上させることで効率を上げることができる」というもの。

これを読んで思い出したのが、
以前(一年近く前ですが)に読んだ吉田たかよしさんの『脳を活かす!必勝の時間攻略法』。
この本で紹介されていた勉強方法でも、同様の事が述べられていました。

仕事にしろ、勉強にしろ、時間ばっかりかければいいというわけではありませんね。

確かに、ある程度の時間を確保することは当然必要です。
でも、時間ばっかり増やして、やみくもに詰め込み学習をしたり、
計画性のかけらもなくプロジェクトを進めようとしたって、それは無理な話。

時間」と「」と「密度」。

この三者をしっかりとらえておくことが、仕事だけでなく、様々な場面で重要になるのだと思います。

鮒谷さんのこの本もそうですが、いわゆる「ビジネス書」に分類される本でも、
仕事だけじゃなく、学習などにも応用がきく内容って多いですよね。

できるだけ早い時期から、食わず嫌いしないで、様々な情報に触れてみる。
そんな単純なことの重要さを、改めて思ったりもしました。

隱書マップ:仕事は、かけ算。