61冊目:アイデア・ブック2
創造の泉。
アイデア・ブック2(トゥーボ) フレドリック・へレーン テオ・へレーン ダイヤモンド社 2006-07-27 |
子供時代の夢と発想を
先日Webookで紹介されていたので、探してみたらようやく発見。
1年ちょっと前に出た、「アイデア・ブック」の続編です。
(当時の紹介記事と今のを比べると、以前の読みにくさがよく分かる(笑 )
本書の構成は、全作とほとんど同じ。
30個の「エッセイ+思いつきのヒント」が掲載されています。
全部紹介したいところですが、その中でとりあえず一つだけ。
アイデアの生み方、という観点からはちょっとずれますが、考えさせられるお話です。
1980年の冬季オリンピックで金メダルを取った、
インゲマル・ステンマルクさんのインタビューから。
小学校の頃、大きくなったら何になるかという作文を書き、発表した際のこと。
「ボクはスキーで世界一になります」
先生は言いました。
「それは無理ね」
彼の場合、夢をあきらめずに追い求めた結果、
オリンピックで優勝し、その夢を叶えることができました。
でも、このように軽率に、否定的な言葉で夢を壊してしまっていいでしょうか。
そんな疑問とともに、自分の今持っている夢(Moso?)について、
改めて考えさせてくれます。
前作同様、本そのものは薄くてすぐ読めてしまいますが、
一つ一つの話について、じっくり考えながら読むと味わい深いでしょう。
ディスカッション
コメント一覧
Aterさん、こんばんは。
私も昨日本屋で見かけて、手が伸びかけました。
これってセンスいいし、自分用というよりプレゼントにいいですよね。
薄すぎて、立ち読みで終わらせられそうなのが怖いですが(笑)。
smoothさん、こんにちは~。
そっか、プレゼント用っていうのもありですね^^
2巻セットでプレゼントとか、喜ばれそうです。