アントレプレナー道場@東大(2週目:企業、戦略、etc)

GWで一週間空いて、アントレプレナー道場の第二回目。今回は「企業とは何か」というテーマで、戦略、プロダクト・ポートフォリオなどについて学んできました。以下、メモ書きを兼ねて。

企業は戦略なり、企業は人なり

他社との競争に勝つため、自社がやるべき事(やらないこと)は何かを決める。このために必要なのが戦略。

企業のトップ(社長、CEO、etc)の力量次第で、行く末が決まる。

戦略とは

競争他社、および自社を客観的に分析(彼を知り、己を知る:孫子の兵法書)し、目的を遂行するための意思決定を行う、一連の流れの「仮説」。いくら戦略が素晴らしくても、行動が伴わなければ無意味。実際に行ってこそ意味がある。

また、戦略には明確な目的(≒ビジョン)が必要。一方、予算や時間など、様々な制約も課せられる。これらを見据えた上で、的確な戦略を考える事が重要。(アントレプレナー道場では、戦略=ビジネスプラン作成がメイン。実行はまた別のお話。)

3つの基本戦略

マイケル・ポーターの唱える3つの基本戦略、「差別化戦略」「コストリーダーシップ戦略」「集中戦略」。例えばニッチな産業を狙っていくのは一種の集中戦略と言えそう。

プロダクト・ポートフォリオ

市場成長率、および相対マーケットシェアから決まる、4つの分類:「花形」「負け犬」「問題児」「金のなる木」。特に「問題児(市場は成長しているが、自社は比較的弱い)」に対しては、的確な取捨選択を行い、集中して行う事が肝心。

結局、戦略とは・・・

「何を『やらない』か(What Not To Do)」を決める事。不要な部分を理解し決定することで、本当に重要な部分が見えてくる。

本当はもっと内容が濃かったんですが、こんな感じで。企業に限らず、普段の生活や仕事術なんかにも当てはまる部分、ありますね。今回はこれを2時間でやったので、予備知識が全くない人にはお腹いっぱいという気もします(苦笑)。

編集後記

昨夜、一時的にブログが止まってたようです。詳しくはチェックしてないんですが、NHKクローズアップ現代から橋本大也さんの「情報考学」にアクセス集中が起きたようで…おそらくそれが要因かと(Yahooで「橋本大也」と検索したら2位…いつのまに^^;)。停止中に訪れた方々、ご迷惑おかけしました。