アントレプレナー道場@東大(3週目:ベンチャー成功の要因)
アントレプレナー道場。初級編も折り返し地点にさしかかりました。
今回は前半が外部講師をお呼びしての講演、後半は通常形式の講義、と、一粒で二度おいしい授業…だったのですが(詳しくは編集後記)。
まずはザックリまとめてみますね。
外部講師:岩瀬大輔さんのお話より
前半はネットライフ企画株式会社、取締役副社長の岩瀬さんがお話。ネットライフとは、簡単に言えばネット生保を扱っている会社です。
職務内容の部分は飛ばして、印象に残った部分をいくつか。
アントレプレナーで求められる物
「何ができるか」ではなく、「何が世に必要とされているか」。経営資源は比較的集まりやすい。
成功の4ヶ条
もともとは3ヶ条だったものに、岩瀬さんが一つ加えたもの。
- 誰もがやる(誰もに必要とされる)行為を対象(マーケット)
- 顧客の不満を見抜き、解消する(ニーズ)
- 何らかの環境変化をもたらす
- 差別化が可能である(or 参入障壁が高い)
4つの力
- 大儀
- 志
- 物語
- 感動
後半:成功の要件、ビジネスプランの重要性
こちらは前半の内容を受ける感じで、成功の要件やビジネスプランの重要性について。次回以降、ビジネスプランの作成方法に踏み込んでいきます。
ベンチャー企業が立ち向かう「壁」
- 起業(Early Stage)の壁
- 成長(Expansion Stage)の壁
- 持続的高収益率(Later Stage)の壁
特に最終段階では、買収してもらったりするのも一つの手。
ビジネスプランの重要性
- 自分の考えを確認・整理
- マネジメントチームの収集
- 資金調達(ベンチャーキャピタルなどの利用
- (優秀な)従業員のリクルート
- 事業上のパートナー獲得
- 社外(コンサルタントなど)からのアドバイス獲得
- 現在位置の確認(計画と実績の対比)
- 柔軟性のある経営
この辺はCLAで行っている活動になぞらえて考えると、どんな意義があるのか考えやすそうです。やりたいことが決まって、チームを集め、メンターからのアドバイスなどを得ながらプロジェクトを進める…。結構、近い物がありますよね。
編集後記
さて、これまた充実した内容…の、はずだったのですが…。つい先日、『「伝説の社員」になれ!』予約購入特典のCDを聞いていたら、まあ大半が被ったのですよ 😯
「なんかこの辺の話、土井さんが言ってたよな~」などと、頭の中で復習しながら聞いた一日になってしまいましたとさ 🙄
・・・東大に土井さん呼んでみたい 💡
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
考え方の基本は、同じなのでしょうね。
考え付くか、実現できるかが重要だと思います。
こんにちは!
参入障壁が高いというのは、重要ですね。
そうでないと、苦労します(笑)。
こうした企業家精神を養う会のようなのが今の大学では盛んなようですね。
すごくいいことだと思います。
アハハでもどこかで聞いたようなお話になってしまうことがやっぱり多くなっちゃうでしょうね。みなさん、いろいろと情報はゲットしてますものね! 😆
コメントありがとうございます!
≫ こばやしさん
やっぱり実現したい…とは思いつつ、自分で考えを出せることも重要だよな~と思ってみたり…(優柔不断)。個人的にはアイデア出しの方が好きっぽいです 😎
≫ ニタさん
なんだか色々と経験があるような表現…?色々聞いてみたくなります 🙂
≫ イヴォンヌさん
今年で三期ですが、少しずつ盛んになってきてるようです。…とは言え、まだまだ物足りないところも多いらしいですが 🙁