ファシリテーション勉強会に参加してきました
ネクストスタンダードの齊藤正明さんによる、ファシリテーション勉強会を行ってきました。今回はCLAのスタッフ、およびJカレッジのスタッフの交流も兼ねての勉強会にしたのですが…まあ、予想通り盛り上がってくれたようです(笑)。
ファシリテーション?
“ 意思決定をする会議 ”で、“ 皆が納得できる方針が決まる ”話し合いの技術
というものです(齊藤さんのWebより)。
ファシリテーターの役割が必要となる場面は「会議前」「会議中」「会議後」という3つがありますが、今回はその中で「会議中のファシリテーション」を学んできました。
そのポイントは3つ。
- 基本の型を知る
- 話を空中浮遊させない
- 意見を引き出す方法
その中でも最初に必要のなるのは、「会議の基本の型」を知る事。何も考えずに闇雲に意見を出したりするのではなく、
- まず方針を決める
- 方針に沿った具体案を決める
という流れを取ります。単純にアイデアの数だけ競うなら方針を決める必要も無いかもしれませんが、意思決定をするという流れの場合は最終的に意見をまとめる必要が出てきます。
そんなときにとりとめもなく意見が発散していると、もはや収拾のつかない状態になります(汗)。それを避けるためにも、話し合いの方針、あるいは議題を決め、方向性を見据えられるようにすることが大切です。
他、詳しくは齊藤さんのWeb、あるいはマインドマップを参考にしていただければと思います。
実践
さて、ファシリテーションは学んだだけでは意味がありません。実践で使えてこそ、本当の意味があります。
今回は「ディズニーランドを越えるテーマパークを考える」という内容でディスカッション。参加者がそれぞれ1度ずつファシリテーターを行えるようにしつつ、意見を出し合ってまとめていく練習をしました。
文字で学ぶだけではなく実際に使ってみることで、そのポイントの大切さや難しさも見えてきます。ファシリテーションに興味を持ったら、まずは実践する場を作る(or 齊藤さんの勉強会に参加する)事で練習を重ねていくのがよいかと思います。
創造のタネ
「まず方針を決めてから具体案を出していく」という考えは、単純に1人でブレストするときも使えそうです。何か一つ、ベースになる考え方があることで、出てくるアイデアにも一つの軸がある事になります。このおかげで、複数の意見がまとまりやすくなったり、意見の発展が明確になったりという利点が生まれるわけです。
普段からアイデア出しの際にも気を付けたり、逆にあえて方針を決めないでそのカオスさを体験してみたりすることで、「方針→具体案」という流れの重要性がより明確になってくるかもしれません。
編集後記
帰り道、偶然にも学部・修士時代の同級生に会いました。まさか天王洲アイルで会うとはお互い予想だにしませんでしたが…こんな事もあるんですね。
ディスカッション
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