五つ星のお付き合い 山崎拓巳(著)
「気くばりのツボ」に続いて山崎拓巳さんの本。8/200冊目。
もっとよくなる付き合い方
五つ星のお付き合い 山崎 拓巳 サンクチュアリ出版 2006-11-10 |
気くばりの一歩上
「気くばりのツボ」で得られる人間関係の一歩上を行く、「五つ星のお付き合い」。本の構成は「気くばりのツボ」と同じなので、前書が気に入った方はすんなりと読める1冊です。
22のアドバイスのうち、特に心を打たれたのは最後の「幸運が続くコツ」。
得意と不得意がある世界、よく見ると不得意の多い人の方が多い、その理由として、
凹こそが、他人の凸を活かす才能
という事を語っています。何事も支え合いの精神。自分の足りないところを相手に補ってもらうことで、自分はハッピー。相手も長所を生かせてハッピー、と、Win-Win関係ができあがります。そしていつか、自分の凸で相手の凹を補って・・・と、続いて行くわけですね。
また、これに加えて改めて考えさせられた事は、「すべてを完璧にこなす必要は無い」という事。逆に弱点が残っているからこそ、他人が力を発揮できて人付き合いが活性化するポイントになるんですね。
ほか、残り21のアドバイスも、シンプルな中に様々なヒントが埋め込まれています。少しずつ、こういった付き合い方もできるように自分を変えていけたらいいですね。(「心のブレーキ」が邪魔しないように、少しずつじっくり継続的に。)
ちなみに、あとがきにはこんな一言が。
小さな偶然だと思っていたことは、あとになって大きな出来事に発展していったりします。
小さな揺らぎが大きな変化に・・・っていうやつですね。色んな所で語られていることではありますが、改めて考え直すきっかけになります。
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句とマップ
[tegaki]付き合いの 達人目指す 心がけ[/tegaki]
編集後記
昨日はsmoothさんにお会いして、「100人100冊100%」を1冊販売してきました~。詳しくは「マインドマップ的読書感想文」にて。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
凸凹は、おもしろいですよね。
そういう考え方ができるとよいなとおもいます。
お、smoothさんと会われたんですね。
100冊本私も購入したいです。可能でしょうか?
淺田さん、おはようございます!
ご紹介ありがとうございます。
てか、あの記事だけ読むと結構一緒にいたみたいですね(汗)。
一応自分の方も含めてプライバシーに気を遣って書いたツモリ(笑)。
「何でシモキタなんだYO!」っていう(笑)。
PV増えたようで何よりデス。
もっとも、自分のところで説明書くと長くなっちゃうから、
そちらの記事を使わせてもらっただけなんですけどね~(笑)。
コメントありがとうございます!
>こばやしさん
こうやって目から鱗な発見ができるのも、読書のよさですね~。
>hikaruさん
購入手段として、Webでの販売サイトを待つか、僕から直接購入(代金は・・振り込み?)ができます。あとでちょっとメールかmixiメッセ送りますね。
>smoothさん
PV増えてハッピー、記事を楽できてハッピー・・これも一つのWinxWinでしょうか(笑)
淺田さん、こんばんは!
> 逆に弱点が残っているからこそ、他人が力を発揮できて人付き合いが活性化するポイントになるんですね。
司馬遼太郎『項羽と劉邦』でも劉邦の説明に繰り返し同じような表現が出てきます。補ってもらえれば良いんですね。
>手文庫さん
自分一人でまかなおうとすると、破綻してしまいがちですよね~。「項羽と劉邦」、今度見てみます。