意思決定12の心得 田坂広志(著)
『チームリーダーの教科書』や『パートナーシップ・マネジメント』などに絡めて。21/200冊目。
[tegaki]「意思決定」 深き矛盾と 対峙する[/tegaki]
マネジャーに必要な12の心得
タイトルは『意思決定に必要な12の心得』ですが、それらはすべて、「3つの力」を身につけるためのものです。この3つの力とは、「直感力」「説得力」「責任力」。言い換えれば、それぞれ「勘が鋭い」、「言葉に力がある」、「腹が据わっている」という言葉になります。
「意思決定」というテーマに加えて、「リーダー像」、「成長」といったことにも触れられており、田坂さんの思想に触れることができます。マネジメントという答えのない問に対し、割り切るのではなく、内なる声に耳を傾け、腹を定める。意思決定を通し、「精神の成長」をすることも、一つの大きな目的と言えそうです。
意思決定12の心得―仕事を成長の糧とするために 田坂 広志 PHP研究所 2003-01 |
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(意思決定12の心得―仕事を成長の糧とするために/田坂 広志 06134)
編集後記
何となく、体裁を少し変えてみました。コンテンツの順番を変えてみただけですが。果たして見やすくなったか、見づらくなったか・・・(汗)。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは。
意思決定やリーダーシップは、いろいろと本がありますね。
それだけむずかしいということかもしれません。
淺田さん、こんばんは!
田坂さんの本は結構好きなのですが、本書は未チェックでした。これも面白そうですね!
「意思決定を通じた精神の成長」。いいな~、この響き。意思決定のしんどさでもあり、醍醐味でもありますよねって最近感じることが多々(遠い目)。
コメントありがとうございます!
≫ こばやしさん
一言で「これ」と済ませられるものではないですよね~。だからこそ、「成長」も伴ってくるんでしょうね。
≫ プチファイさん
文庫本で持ち運びも容易なのでぜひ読んでみて下さい~。
本そのもののテーマに加えて、一歩高みからの学びも得られるというのが嬉しいですよね。
淺田さん、こんにちは!
「精神の成長」ですか。
昔に比べて暴走することも、怒りにまかせることもなくなりました(と思っています)が我慢づよくなったとか諦めるようになったとかで精神の成長とは程遠いです・・・。
淺田さん、こんにちは。
レイアウトに関しては、どっちを優先するかでしょうねー。
SEOを追わない方がかえってSEO的に効果がある気もする今日この頃・・・。
> 直感は過たない、過つのは判断である。
であれば、判断「力」も意思決定に必要な能力に含まれると思いますが、
判断力は能力ではないのでしょうか?と思いました。
「正解のない意思決定」において
三つの力を身につけることで、どんな意思決定ができるのでしょうか?
正解ではなく、より良い意思決定でしょうか?
行き行く先が一緒ならば、
「説得」することも「納得」させることも、
「操作」していることになるのではないでしょうか?
要は、やり方が巧妙か稚拙かの違いではないのでしょうか?
≫ 手文庫さん
自分も同じく、精神というよりも忍耐が成長しただけのようが気がしています(汗)。
≫ smoothさん
SEO対策も難しいですよね~…。時間つくってやらなければ^^;
≫ おびとさん
多くの疑問など、コメントありがとうございます。
すべてに答えるのが厳しいので、一部だけの解答にさせていただきます…。
>「正解のない意思決定」において
>三つの力を身につけることで、どんな意思決定ができるのでしょうか?
>正解ではなく、より良い意思決定でしょうか?
より良い意思決定、さらには責任を持った意思決定、というのが一つの見方だと思います。
>行き行く先が一緒ならば、
>「説得」することも「納得」させることも、
>「操作」していることになるのではないでしょうか?
>要は、やり方が巧妙か稚拙かの違いではないのでしょうか?
相手にいかにして訴えようか、という気持ちの違いというのもあると思います。自分の利益追求を一番に考えているか、相手の気持ちを考えた上での(give&given的な精神での)行動か、という部分に違いがあるのではないでしょうか。