時間が無駄になってしまうブログ書きとは:気を付けるべき10のポイント
ちょっと今週は軽めになりそうです(汗)。
BusinessBlogWireより、「When Is Blogging A Waste Of Time? 10 Nasty Examples」。せっかくブログを書くんですから、その時間が無駄にならないように、価値ある物になるように、次のような点には気を付けてみましょう。
1.読み手にとって意味がない
他人に読んでもらいたいブログなのに、その価値がない…そんなブログにしてはダメって事です。自己満足のため(=自分が読み手)なら構わないのかもしれませんが。
2.ターゲットが不明確
1.に関連しますが、誰に読んで欲しいかあまり明確でないのも困りもの。読み手を意識できなくなりますからね~。…といいつつ、このブログも危ないんですが(汗)。
3.ブログを書いてるっぽいフリをする
ブログを書いているようで、実はYouTubeの動画見てるとか、ネタ探しの記事を読んでいるだけとか。知識になるからいい、という考え方もありますが…Inputだけじゃダメだよ、ってことですかね。
4.電話なりメールなりしている方がマシ
ブログを書くよりも、誰かに個人的に電話したり、メールしたりする方がマシだったとき。わざわざブログに書くのが時間のムダだった(その人だけに伝えればよかった)、という見方と、そもそも書いたこと自体が無意味だった(誰も欲しがらない内容だった)という見方と、二つぐらい考えられそうですね^^;
5.サーチエンジンに引っかからないとき
書いても埋もれるだけ…です。個人的なメモ帳だったらいいんでしょうけど、それだったらブログじゃなくオフラインのツールでも足りますしね。
6.ケチになるとき
When you are mean.ということで、meanの意味が色々取れますが…ここでは「ケチ=情報の出し惜しみをしたとき」くらいにとらえてみました。
7.盗用したとき
時間のムダってか、むしろ犯罪(汗)。自分自身のコンテンツを使いましょうね。
8.単なる繰り返し
When you merely echo, rather than respond originally.
何度も同じようなことを繰り返してるだけで、オリジナリティがないとき。記事を抜粋して書くときなんかにも、これは当てはまりそうですね。
9.過剰な編集
過ぎたるは及ばざるがごとし。ある程度完成したら投稿して、そこから議論を深めるのも選択肢の一つです。
10.考える前に書き始める
何を書くかくらい、考えてから書き始めましょうね(汗)。
創造のタネ
「中身のない投稿をしない」的な物は確かに時間のムダと言えますが、物によっては必ずしも無駄と言えない物もありますね。…例えば、こぢんまりと思いを綴りたいブログが検索エンジンに引っかかったらマズイでしょうし。自分のブログは何のためにやっているのか、目的を見据えた上で、そこから逸脱したときが時間のムダ、と考えるのもアリでしょうね。
自分なりの「ブログべからず集」なんかを作ってみるのも面白そうです。
編集後記
久しぶりに終電で帰ってしまいました…。週1くらいなら我慢できるんですが、これが続くと倒れそうです(汗)。
ディスカッション
コメント一覧
ど~も~。浅沼でーす。
「今週は軽めになりそう」と言いながら、なかなか重いネタを振りましたね。
インターネットが登場する前は、何事か書いて世に出すのは大変なことでした。ですから、「価値のないもの」は自然淘汰されて世の中には流通しなかったのです。
ブログのように簡単に(手間もヒマもお金もかけずに)文章を世の中に発信できる手段が登場すると、「価値のないもの」が混ざるのはしかたのないこと。
それでも「価値あるものしか世に出さない」というのは、優れたブロガーの矜持というものかもしれませんが、では、「価値あるもの」の基準をどこに置くのか。
冒頭の「読み手にとって意味がない」からして非常に厳しい基準です。この原則を拡大解釈すると、既に世の中に同じような情報が出現していれば、それは「書く価値のないこと」と判定せざるを得なくなります。
実際に、この基準でインターネットを見ているのが書評家の永江朗さんです。永江さんの『〈不良〉のための文章術』P186に、次のような記述があります。
「 私はこう考えます。インターネットで調べ物をするのは、書かなくてもいいことを確認するためである。すでに世の中の誰かが書いたりいっていることであるなら、わざわざ私が同じことを書く必要はありません。それはむだというものです。だから私にとってインターネットは、書かなくてもいいことを確認し、まだ誰も書いていないものを探すためのツールです」
うーーーむ。厳しい。
こんなことを言われてしまうと、ユニークな観点のない書評は書けなくなってしまう。
しかし、これはあくまでプロの書評家がお金を稼ぐ文章を書くときの話。
不特定多数を読者と想定するとこうなってしまうのですが、実際にブログを書くときの基準はこんなに厳しくはありません。
ブログの場合、「読者」といっても、完全に不特定の読者ではなく、ある程度限定された属性を持った読者を想定しています。
その限定読者にとって価値のあること、とハードルを下げて考え、その読者に有益なことを書きましょう、というのがBusinessBlogWireの前提にあるのでしょうね。
私は使っていませんが、Twitterきいうのはハードルをもっともっと低くして、「今なにしてる」のレベルで情報発信するもののようですね。(ここまでハードルが低くなると私は書く気がしないし、読む気もしませんが)
いけない!
昼休みが終わってしまった。
じゃ、また。
ちょっと耳が痛い 😯
毎日書いてるとやっぱりムダに書いてるような気がしてしまうことあります(汗)
書くって意外にむずかしいものですよね。
淺田さん、こんばんは!
自分で冷静に判断すると当てはまるところが多いような・・・。せっかくやるからにはというご意見には賛成です。
淺田さんこんにちは。浅沼さんが骨太なコメントされてますね!私的には二番を意識せねばと感じています。忙しさにかまけて、ターゲットを見失いがちなときが多々あります(汗
コメントありがとうございます!
≫ 浅沼さん
色々とご意見、ありがとうございます!
今回のような記事が海外で書かれている一つの背景として、「日記的なブログではなく、自分の説を唱えるためのブログが多い」という事も考えられると思います。
日本の場合、もともと日記的なブログも数多く存在する(というかそれが大半?)風潮なので、ここまで神経質になる必要もなかったのではないかな、と。多分、Twitter的な物が日本で流行りやすいのも、その流れがありそうな気がします。
まずは自分の読者を意識して、そのニーズに合った物を作り上げることが重要なんでしょうね^^
≫ イヴォンヌさん
日によっては流す感じで済ませてしまうこともありますよね~。反省…。
≫ 手文庫さん
やると決めたからには、できるだけ質のいい物を提示していけるようにしたいですよね^^
≫ hikaruさん
ターゲッティングは・・すでに崩壊しつつあります(汗)。カテゴリがこれだけ増えてきた時点で、方向性を定めるだけで手一杯に…(汗)