1年後でも見劣りしない:「時間」にとらわれない記事を書き上げる5つの方法

Daily Blog Tipsより、「5 tips for writing timeless content」。

Blogs that are focused on news or current events die as soon as the articles stop coming on a consistent basis. If you write timeless content, on the other hand, people will still be reading your blog for months or years after you stop writing as long as the content has some value for them.

ニュースなどに焦点を絞った記事を書いた場合、その話題が取り上げられなくなるとその記事は死んでしまうも同然です。けれども、「timeless」な(=時間に縛られない)記事を書き上げたならば、その内容が価値を持っている限り、1ヶ月後だろうが1年後だろうが読み続けられる、ということです(価値を持っている限り、という部分はちょっとキモですが)。

では、どうやって行うか。技術的な面から、5つのTips。

1.日付に関する単語を避ける

例えば「今日」とか「今週」といった表現を使ってしまうと、数ヶ月後に訪れた人にとっては「その当時の事なんだな」という思いこみが働きやすくなります。こうなってしまうと価値が下がってしまいますので、出来るだけ日付に関する語句は避けましょう

2.日付は投稿の最後に

これも心理的な物ですが、投稿の一番上に「○○年○月○日」とあると、これは古い記事だから…と思われてしまいがち。いっそのこと日付を書かないと言うのもありでしょうが(笑)、書くなら投稿の一番下、全部読み終わってから目にはいるような位置に書きましょう。

3.カレンダーは消す

カレンダーがある、という時点で、時系列的な要素が強く表れてしまいます。そもそも、カレンダーは何のためにあるのか。無意味そうなら外してしまいましょう。

Will my readers benefit from having a calendar where they can click on a particular day and check what I have written on that day?

「私の読者は、カレンダーから特定の日をクリックして、その日の記事をチェックする、ということから、果たして効用を得ているのか?」

エイプリルフール特集を組む、とかなら話は別ですが、じっくり考えてみると確かにあまり効果はないようにも思えます^^;

4.月間アーカイブを取り除く

これもカレンダーと同じ理由。ある特定の月に書かれた一連の記事を全部見渡す、という作業がどれほどの意味を持つか…と、考えてみて、あまり役に立たないようでしたら消してしまいましょう。

ちなみにこれは元の記事に書かれていませんが、「タグやカテゴリーなど、他の検索手段を残すことをお忘れ無く。」こちらの機能は結構使われますので(笑)。

5.ニュースについて書くときは「価値」を加える

冒頭でちょっと触れた、「価値を持っている限り」というものに関連します。

あるニュースやイベントに特化した記事は、その話題性を失ってしまったら、記事の価値が無くなってしまいます。ニュースやイベントの内容に加えて、独自の見解など、+αの価値を加える(もっと言えば、独自の見解が主、ニュース内容は従、くらい?)事で、後々まで意味のある内容ができあがるわけですね。

創造のタネ

似たようなことをコメントで書いたばかりですが…日本で特によくある「日記的ブログ」の風潮では、今回取り上げたような内容も受け入れにくいかもしれません。そもそもブログを何のために書いているか、読み手に対して何を伝えたいか(普段の日常を伝えたいなら、むしろ今回の記事内容は逆効果)、という目的を確認した上で、ブログの方向性を決めていくのが重要ですね。

日記ブログとコンテンツブログ(この記事で触れているようなブログ)を「ブログ」と一緒くたにしてしまうのが、そもそもの問題な気もするんですが。ブログツールをCMS的に使ってブログ色を出さないようにしたサイトも増えてますし、区分の仕方を見直すのも大切かもしれませんね。

編集後記

この編集後記は極端に「日記型」です。末尾に存在するわけだし、別に問題ないとは思ってます(笑)。