2007年ブログ道10の展望 (ITpro Watcher)
ITpro Watcherより、「2007年ブログ道10の展望」。
ブログ道、メール道の著者、久米信行さんによる記事です。
ブログ道、というタイトルを読んだ瞬間、久米さんかな~と思ったのですが、案の定そうでした(笑)。10個の中から2つほど取り上げて紹介します。
動画など
1.概略は文字で,詳細は動画と音声で
最近,YouTubeなどの動画発信サイトのリンクを張った動画付きブログをよく見るようになりました(関連記事)。一目見ればおわかりの通り,動画つきブログのわかりやすさは,文字だけのブログとは比になりません。
もちろん貼り付ける動画は,きちんとビデオ撮影して編集を施すのに越したことはありません。しかし,通常のブログ用でしたら,携帯電話のカメラで撮るだけでもかまいません。写真や文章は発信者の技量で伝達力に大きな差が出ますが,生々しい動画が撮れれば,撮影技術や文章技法が少々稚拙であっても,それを補って余りある訴求力があるはずです。
今後,多くのブログ記事は,冒頭で5W1Hに触れた概略を文字を使って紹介し,詳細は動画や音声で伝えることになるでしょう。新聞の見出しやリードを見て面白そうだったら,詳しいことをテレビニュースで見るような新感覚です。
最近どんどん増えてきている動画、音声のブログ(まだ導入したことはないですが)。YouTube様々ですね(笑)。
ここに書かれているのも一つの使い方ですが、逆にダイジェスト版を音声でまとめておく、というのも一つの使い方かな、と思ってます。週に1回とか月に1回、そのまとめみたいなものを流すように。……自分でやるとしたらこの方法でしょうね。
自分の家がまだ低速なので、動画にはまだ好感を示しきれていません。ただ…効果は絶大ですよね~。齊藤さんのブログでも、動画を使った記事が出てましたが、やっぱり分かりやすいです。せめてYouTubeの動画がストレス無しに(読み込みが止まったりしないで)見れれば、だいぶ気分も変わってくるんでしょうけど^^;
個人ブログと法人ブログ
6.建前の法人ブログを,本音の個人ブログが圧倒し補完
なぜ,そこまで企業が個人ブロガーを重用すべきかというと,法人のWebやブログには建前や美辞麗句ばかりが並びがちなことをブロガーたちは知ってしまったからです。一方で,個人ブログは,ユーザー視点から自分の言葉で熱く語られており,読み応え十分です。
もちろん企業の代弁者や,悪意のクレーマーもブログで情報発信していますが,それらの意見を重視せずに,総合的に判断する知恵を身に付けたニュートラルな生活者も増え続けるでしょう。企業ブログについても,悪い意見が何も書かれていない管理過剰のブログよりも,悪い意見も含めて堂々と公開して受け止めているブログの方が好感を持たれる時代になりそうです。
そして,進歩的な企業マーケターは,他社との比較や細かい使い勝手など,自分たちでは言えない意見を,個人がブログで発信してくれる恩恵に気づくはずです。地道に経営品質や顧客満足度を高めている企業ならば,自由闊達な風評が個人ブログで流通することが,むしろブランド構築につながることを実感することでしょう。
昨日紹介した田坂さんの本でも書かれていましたが、ブログによる口コミ、評判などの力はどんどん増加しています。いわゆるアルファブロガー(オピニオンリーダー的なブロガー)でなくても、例えば友人同士で影響力のあるブロガー、など、小規模なリーダーならかなりの数が存在すると思いますし。
こういったブロガーの声を正面から受け止めることができる企業こそ、しっかり生き残っていくのでしょうし、そうあってもらいたいと思います。
おまけ
さて、お正月気分もそろそろ終わり。修論、修論……と。せっぱ詰まった時期になると、修論の中身を貼り付けるという暴挙に出る可能性がありますので……そうなったときは察して下さい(笑)
ディスカッション
コメント一覧
こんにちは!
そういえば、私も卒論なるものを書きました。
ぜんぜん、書く必要はなかったんですけど、大学に行った記念という気軽なもので、
でも、それでも、前日徹夜で、ギリギリになっちゃいました。
こんにちは。
修論ブログになってきたときは、忙しいということですね(笑)。
余裕を持って、がんばってください。
コメントありがとうございます!
>ニタさん
やろうと思っても、結局は直前までバタバタしちゃうものですよね(汗)
>こばやしさん
修論ブログ、あるいは記事紹介ばっかりのブログになったときは、どこかでせっぱ詰まってる証拠です(苦笑)
とりあえず頑張ります!