メディア管理ツール「MediaMarker」で蔵書整理
以前にシゴタノ!で紹介されているのを見て使うようになったサービス、メディアマーカー(MediaMarker)。いわゆる蔵書管理用のツールですが、色々と使いやすい特徴もあるので、簡単に紹介しておきます。
※まだ中身は整理中ですが、参考までに → aterのバインダー
書籍の整理
書籍については、簡単なレビューやタグを付けられる他、読了した冊数やかかった金額の計算なども行えます。毎月の書籍代を見直したり、読書ペースを確認したりするのにも便利。
まず欲しい本が見つかったらウィッシュリストとして登録して、読み終わり次第読了にチェック…とすることで、「これから買いたい本」の管理も簡単に行えます。
その他の情報整理
名前がBookMarkerではなくMediaMarkerとなっている事からも分かりますが、このサービスは本以外の情報も整理できます。具体的には、
- ブログ・Web(ソーシャルブックマーク的に)
- 音楽
- DVD
- リンク集
などがあります。
それぞれのアイテムに個別のコメントを付けることができるので、ちょっとしたレビューサイトを作り上げることも簡単です。ブログのようにコメントやTBを付けることはできませんが、グループウェアとして情報共有するような使い方も可能だと思います。
まだ「Web・ブログ」系のブックマークは数が少ないようで、はてブやdel.icio.usのように大量のページをブックマークすると重くなるのかもしれませんが…本以外に情報源となるものをまとめて整理できるのは便利ですよね。
引っ越し用にCSVでエクスポート可能
個人的に一押しなのは、このエクスポート機能。サービスが停止になってしまったり、他のツールに移行しようと思ったときなど、登録したデータが抽出できると便利です。…というか、これができないとせっかく入力したデータが無駄になってしまいます(汗)。
メディアマーカーの場合、一度登録したものをCSV形式で出力できるため、最悪でもExcelを使って管理することができます。ブログやSBMなどでもエクスポートの機能を搭載したものは増えていますし、今後はデータの抽出もサービスを作るうえで必要不可欠なものになっていきそうです。
創造のタネ
Webサービスに限らず、普通のプロジェクトなどでも同じだと思いますが、「求められている機能は何か」という事に加えて、「あったら喜んでくれる機能は何か」、逆に「あったらジャマに思われる機能は何か」と、ユーザ視点になって一歩踏み込んで考えることも大切です。つい、「何でもかんでも詰め込んでしまおう」と考えがちですが、時と場合に応じて調整するのも重要ですよね。
MediaMarkerでは、エクスポートや金額計算など、「必須ではないけど、あったら便利」という機能がうまく盛り込まれていると思います。こうしたちょっとした心配り、価値の提供も積極的に行えるようにしたいですね。
編集後記
…ちょっと風邪引いたかもしれないです…(汗)。
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