地頭力をつかいこなす(ビジネス選書セミナー)
ビジネス選書セミナー、今回の講師は「地頭力」の細谷功さん。フェルミ推定の例題を解いたり、「結論から、全体から、単純に」というポイントをお聞きしたりしてきました。
最新刊も合わせてどうぞ!
サイン入りマインドマップ
名刺交換の際、本じゃなくマインドマップにサインしてもらってきました
[tegaki]ジアタマインドマップ[/tegaki]
とでも呼んでおきましょう 🙂
地頭力のポイントは?
冒頭にも書いた三点、結論から、全体から、単純に。これらは言い換えればそれぞれ、仮説思考、フレームワーク、抽象化となります。多分、その中でさらに重要なのは 「結論から」でしょう(理由は後述)。
「抽象化」の例
例えば、Aさんのスニーカーとサンダル、Bさんのブーツとサンダルがあったとします。
これらをグループ分けすることを考えると、「こっちはAさんの靴、そっちはBさんの靴」と抽象化できるし、さらに「履き物」と抽象化もできます。「履き物」までくると、かなり余分な情報がそぎ落とされているのも分かりますよね。
さてここで。今は所有に着目して抽象化しましたが、他の方法もありきます。例えば、裸足で履ける靴と履けない靴(履かない靴)、という分け方。ヒモがあるかないか、っていう区分も。
突き詰めて「履き物」までいってしまえば同じですが、そのステップはそれぞれです。
では、どうやって抽象化の仕方を考えるか。
名刺交換後にちょっと質問したのですが、答えは「最終的に何を求めているか」に依存する、とのこと。所有に注目したいのにヒモに着目したら無駄ですし、逆もまた然り。つまり、「結論から」。
だからきっと「結論から考えること(仮説思考)」が大切なんですね。
地頭力を(仮説思考を)鍛えるには
特に活発な仮説思考ができるのは、「寝坊したとき」。時間に余裕がないとやれることを厳選して、ゴールから物事を考えることができます。つまり、「いつも寝坊したくらい時間に敏感になれば、同一の思考ができる」ということにつながります。
大橋さんのLiveHacksにも「あと○分で・・と逆算的に考える」ことの利点が書かれていましたが、その辺りと合わせて考えると理解が深まりそうです。ダラダラやるんじゃなく、タイマーを使ったりして、「あと30分で!」とか時間を区切るといい刺激になり、活発な仮説思考ができるってわけです。
…あんまりやりすぎると精神的に病みそうですが 🙄
なお、大橋悦夫さんは次回のビジネス選書セミナーの講師です。次回の開催日は7月15日(火)。残席も減ってきていますのでお早めに!
編集後記
Evernoteが有料プラン開始。年間$45で月40Mから500Mにふくれあがります。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません