3次元的タグクラウド、「クラウドマップ」がリリースされました
「3次元タグクラウド」という表現が正しいかは別にして(汗)、クラウドマップという面白いサービスがリリースされたのでご紹介します。
新しい”ケンサク”体験を提供する「クラウドマップ」の売りは、一言で言うなら「従来のタグクラウド+関連性」。今までのタグクラウドはコンテンツの「人気度」が分かるだけでしたが、それに加えてコンテンツ同士の「関連性」も分かる、というサービスです。
タグクラウドのように見て終わるだけじゃなく、「探して楽しめる」という特徴があるのもポイントですね。
…ちなみに、制作にはうちの研究室の先輩も携わってます。
[tegaki]僕は無償で宣伝に携わってます(´・ω・`)[/tegaki]
どんなサービス?
株式会社エスキュービズムによるこのサービスは、タグクラウドを進化させた「クラウドマップ」というコンテンツの探索手法を提供するものです。起動すると次のような画面が表示されます。左上にキーワードを入れることで、それに関連したコンテンツの位置が表示されます。
この2次元表示における距離が、コンテンツ同士の「関連性」を表しています。内容が似ているものほど近くに現れる、というわけですね。ちなみに、同一のコンテンツが複数の場所に現れることもあります。例えば「WordPress」と「Firefox」に関連するものだったら、WordPressエリアにもFirefoxエリアにも存在することになります。
従来は文字の大きさや濃さで表現していた「人気度」は、高さ方向で表現されています。画面右下にあるメモリを調整することで、視点の高さが変わります。人気があるものは高い視点からでも見えるし、あまり人気のないものは近づかないと見えない。航空写真とかカーナビを操作してる感じですね。
操作性
研究室のミーティングで見せてもらったときに比べ、操作性と見た目が格段に向上してます。静止画でお伝えするのは無理なので、試しに使ってみて下さい(笑)。
改めて、特徴
プレスリリースによれば、クラウドマップの特徴は次の4つ。
- コンテンツの関連性が一目でわかる
- 1つのコンテンツが現れるのは1カ所とは限らない
- マップ上の高さがコンテンツの人気度を表す
- コンテンツとキーワードを同時にマッピング
もちろん、「2次元配置+高さ」で表現するというのも大きな特徴です。
ちなみに、上の4つの中で個人的に評価するのは2番目、「1コンテンツが複数の場所に存在できる」という点。
例えば従来のタグクラウドでは、同じタグが複数回あらわれるということはありませんでした。今までは「1コンテンツは1回(1ヶ所)」と、半ば常識的だったものをくつがえすことで、関連性と人気度、両方を表現できたと言えます。
おまけ:4次元になったら…
関連性、人気度…次に追加するならどんな項目があるか、ちょっと考えてみました。
[tegaki]気が早すぎ、とか言わないで。[/tegaki]
簡単に思いつくのは時系列。
関連性のある話題が、どれだけ短期間(あるいは長期間)で出てきたのか。突発的なものだったのか、継続的に人気のあるものだったのか…あるいは、人気に波があるものなのか。時系列が加えられるなら、このような指標もありでしょうね。
あるいは、
- メディアの類似度
- コンテンツそのものではなく、コンテンツを発信したメディアの類似度に注目する。
- 内容の信憑性
- ちょっと尺度は難しいですが…信憑性がどれだけあるコンテンツか、など。
- 成長度
- 時系列と絡みますが、関連する話題や人気がどのくらい広まりやすいか、など。
なんてのも思いつきます。
ちなみに画面で表示するなら、「色(+濃淡)」なんて指標を使うと1次元はすぐ稼げそうですね。
編集後記
今年の目標:Webサービスをなんか作る。触発されましたw
ディスカッション
コメント一覧
おお。宣伝?どうもありがとう。
4次元の話、面白いね。
時系列をどう表現するかはまだ悩んでます。
アイデアがあったら教えてください
ではでは
コメントありがとうございます!
≫ hosodaさん
直々にコメントありがとうございますm(_ _)m
また何かアイデア浮かびましたらお知らせします〜。
今後ともよろしくお願いします!