みんなでやろう、アイデアマラソン(グループ・アイデアマラソン発想法)
今回はアイデアマラソンをグループで行う、というもの。単純なブレストとしても使えますが、研修的な扱い方をするのもアリでしょうね。アイデアマラソンネタが続いてますが気にしない。ずっとアイデアマラソンのターン!
本書の中で、グループアイデアマラソンに関する部分は後半。すでにアイデアマラソンになじみのある方にとっては、前半部はザッと読むだけでも十分かと思います。逆に、研修などでアイデアマラソンに触れたことがない人のテキストとして使うとしても、これ1冊でコンパクトに済ませることができますね。
アイデアと人のネットワーク化
グループで行う利点の一つが、アイデアのネットワーク化。同じアイデアマラソンを行っても、人それぞれによってテーマの得意・不得意が出てきます。同じようにアイデアマラソンをやっている人間が集まれば、それだけ視点が増えるため、新しい発想が生まれやすくなります。
…もちろん、アイデアだけ並べるとカオス化していくわけですが(笑)、「出す」段階ではカオス化するのはむしろ願ったりの状態なので、どんどんやっていきましょう。目指せカオス。
また、やっている人がだんだん増えて、アイデアを出す人の母集団が広がっていく、というのもグループの特徴。一日1個、自分だけで出しているのなら1年で365個。ですが、それに合わせて毎日1人ずつやる人を追加していったら…。アイデアの総数は、365+364+……+1と、60000個を越える発想につながります。ネットワークのハブになって、10人くらいずつに広めようものなら、そのアイデア数は…と、どんどん膨らんでいきます。
で、どうせならマインドマップに
データベースとして補完するならアイデアマラソンノートの方が効果的ですが、広げる、魅せるという意味ではマインドマップも便利。この際、「マインドマップxアイデアマラソンで発想力を10×10倍に!」なんてのも面白そうです。…インストラクターになったらそんなセミナーもやってみたいですね(笑)。
- グループ・アイデアマラソン発想法
- 樋口健夫
- ASIN: 4883093123
- [単行本(ソフトカバー)]
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編集後記
結局、昨日の夜は更新できませんでした…。ちなみに、サイエンスカフェのファシリテーションは、どうにかこうにか無事に(?)終了。…まだまだ課題は多いけど。
ディスカッション
コメント一覧
こんにちわ。アイデアマラソンの樋口健夫です。グループ・アイデアマラソン(G-IMS)をご紹介いただきありがとうございます。おっしゃる通り、グループでアイデアマラソンを実行することは、掛け算のみならず、お互いの効果を考えると、累乗で発想数が増えていき、さらに発想の質も向上します。強烈な効果です。
コメントありがとうございます!
≫ 樋口さん
ご無沙汰してます。
ブログ等でコミュニケーションする機会も多々あるので、そこにアイデアマラソンをうまく取り入れられたら、さらにうまく回りそうですね。…このブログに触発されてアイデアマラソン始めてくれた方もいるようです 🙂