デビッドアレン氏のGTDイベントに出席してきました!

GTDセミナー

GTDの生みの親、デビッドアレン氏の来日に合わせてイベントが開催されました。幸運にも抽選に通ったようで、参加してきました!

司会と通訳は百式の田口元さん。「ストレスフリーの仕事術」の監訳でもおなじみですね。

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なにはともあれ、マインドマップ。

GTD_MindMap

特に印象深かったところをいくつか記しておきます。

「週次」レビューとは言うけれど

1週間ごとの棚卸しである「週次レビュー」ですが、場合によっては1週間でタスクがあんまり増えないこともあるし、逆に増えすぎて手に負えなくなっている事もあるかと思います。

デビッド・アレンさんも、「普段、仕事をしていてタスクがいっぱいになるのが1週間くらいだから」といった経験則的な理由でこの名前を付けたのであって、場合によっては3日ごととか、毎日やってることもあるようです。とりあえず、

[tegaki]頭の中がゴチャゴチャになってstackしたら週次レビュー。[/tegaki]

ゴチャゴチャする前に、毎日でもいいから棚卸ししちゃったほうがいいかもしれません。

緊急事態に備えて

急なタスクが増えると慌ててしまって緊急事態になります。

…と、考えるのが普通ですが。

デビッドさんによれば、緊急時で慌てる=余裕がないから。余裕があれば「緊急事態」と考えずに「好機」と考えることだってできるわけです。

事実は「起きた」ということだけ。ヤバイと考えるかラッキーと考えるかはその人次第、ってことです。

※先日紹介した「雨の日も、晴れ男」もそんなストーリーでした。

普段使ってるツール

マインドマップ(というかMindManager)を利用していらっしゃるようです。

一枚に強引にまとめるのではなく、MindManagerのマップ間リンク(ノードの先に別なマップを貼り付ける事のできる機能)を多用して、階層的に作って管理している、とのこと。iMindMapでもリンク機能はありますし、やってみたいところですね。

  1. セントラルイメージを「人生」。ブランチにその構成要素(仕事 とか プライベート とか)
  2. 「仕事」とか「プライベート」をセントラルイメージにして、プロジェクトをブランチ。
  3. プロジェクトをセントラルイメージにして、NextActionをブランチ。

例えばこんな感じのイメージです。

GTD with Map

大事なのは、必要に応じたサイズで俯瞰できるということ。

地球儀しか持っていないのも、市街図しか持っていないのも、どっちも不十分。Google マップみたいに自由に拡大縮小ができるのがポイントですね。

ほか、チームでのGTDに関してや教育との絡ませ方についてなど、会場からの質問で盛り上がってました。素晴らしいイベントを企画していただいた百式の田口さん、そして講師のデビッド・アレンさんに感謝です!

Getting Things Done Ready For Anything: 52 Productivity Principles for Work and Life ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則

編集後記

さをん屋.comのやまもとさをんさんに似顔絵描いてもらいました。サイドバーに張り付けてますのでご覧下さい〜。