思考のプロを目指す(考える極意)
今日の1冊は別冊宝島の「考える極意」。ビジネス分野だけでなく、落語や漫画といった芸術面まで、まさに思考のプロと呼べる方々のオンパレードです。細谷さんの「地頭力」、泉さんの「仕組み仕事術」などのエッセンスが載っていたり、「情報は1冊にまとめなさい」の奥野さん、アイデアマラソンの樋口さんを始めとしたノート術の紹介が載っていたり。これが1000円以下で買えるのはお買い得。
内容がとても多岐に渡るので、その中の一部から。
マインドマップと日本人
自分の趣味・嗜好の関係上、どうしてもマインドマップの記事に目がいきます 🙂
そこで取り上げられていたテーマのうち興味深かったのは、マインドマップと日本人(というか日本語)の関係。ザッとまとめると…
日本語の特徴としては主語の省略などがあり、結果として英語と比べて感性的・詩的なところに重きが置かれている。ここにロジカルなものを追加しようとしたとき、もともと英語圏で作られたロジックツリーのようなものを用いると感性的なものが抜けやすく、日本人としては受け入れづらくなってしまう。マインドマップの場合は感性的なものを残しつつロジカルな要素を追加できるため、うまく網羅できる。
マインドマップを使うことで、論理的な言語と感性的な言語、両方を使いこなせる希有な存在になれる。
…こんな感じのお話です。せっかく「希有な存在になれる」って言われてるんですから、それを目指してみないと損ですよね
読みながら思いついたネタ
丸の内で行われている「朝EXPO」の話を読みながら、ふと思いついたネタ。
[tegaki]朝のグリーン車貸し切りでセミナー[/tegaki]
思いつくまでの思考はこんな感じです。
- 「朝EXPO行ってみたいなあ。」(欲求
- 「でも7時からだと、ちょっと都心から離れるときついよな。」(障壁・問題
- 「移動だけでEXPOと同じ2時間くらいかかるし。」(問題の解釈
- 「…だったらその移動の時間でEXPOと同じ事できないかな?」(発想の転換
- 「移動といえば電車…グリーン車とか、貸し切って使えたらなんかできそうだなあ。」(アイデア
実践できるかどうかは別問題にして…アイデアってこんな感じに素朴なところから出てくるんですよね。でも冗談抜きで、こうやって勉強に使える環境が電車の中に整備されたら長距離通勤したりする人も増えるんじゃないかな…?
- 思考のプロに学ぶ!考える極意 [別冊宝島] (別冊宝島 1538 スタディー)
- ASIN: 4796663894
- [大型本]
- 価格: ¥ 840
- 宝島社
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冒頭にも触れましたが、非常に数多くの「極意」が詰まっています。続きはぜひ、本書でお楽しみを!
編集後記
気づいたらWordPressの2.6β版もリリースされていたようで。…しばらくWordPressに触れてないなぁ…。
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