時間とは「生産」するもの(LIVE HACKS! )

LIVE HACKS! [ライブハックス!]

仕事を楽しくする研究日誌シゴタノ!管理人の大橋悦夫さんが新刊を出されました。書店的には22日(すなわち、今日)発売らしいのですが…僕はちゃっかり19日(あすなろBLOGカンファレンスの日)に入手しています。(実はLifeHackPress Vol.2も発売日前に入手。)

こういう時はリアル書店の方が強いですね〜。Amazonが配送する日に、既に書評を掲載できるという(笑)。

[tegaki]「時間」畑 見方変えれば 「自分」畑[/tegaki]

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時間畑って?

今回の「LIVE HACKS!」、テーマは「時間」です。先日ご紹介したLifeHack Press Vol.2とも共通する内容がありますので、あわせて読むと理解度UPにつながります。

さて、本書のキーワードでもある時間畑。これに関しては本書の前書きからちょっと抜き書きしてみます。

時間を「必要を満たす果実」と見なすのではなく、「必要を育てる畑」としてとらえ直すのです。従来の考え方が「時間果実」であったとしたら、この本では「時間畑」ということになります。時間果実が消費される時間なのに対して、時間畑は生産を旨とします。

時間は刻一刻と過ぎていくもの、どんどん使っていくもの…と考えがちですが、まずはその根本の考え方をくつがえしてしまおう、という発想ですね。本書の流れは、目次から抜粋すると

  1. 自分の「時間畑」を知る
  2. 自分の「時間畑」を耕す
  3. 自分の「時間畑」にタネをまく
  4. 自分の「時間畑」に肥料を与える
  5. 自分の「時間畑」から収穫を得る

という5つのステップになっています。実際にセミナー中にワークを行っているかのように、随所に「○分ワーク」が登場しますので、ザッと流し読みするだけでなく実際に手を動かして実践してみましょう。

ワークだけでも全部こなすと3時間ちょっとかかりそうですが、それだけの価値あるワークが揃っています。

4行日記と時間の棚卸し

「ザッと流し読みするだけでなく実際に手を動かして実践してみましょう。」と書きつつ、ザッと流し読みしたわけですが(汗)、まずは実践してみようと思ったのが4行日記。…正確には、実行と挫折を繰り返していてまた始めようと思った次第です。

1日5分 目的・目標を達成させる 4行日記

4行日記は、「事実」「気づき」「教訓」「宣言」に対して、それぞれ1行ずつ記録していくという形式の日記です。本書では種まきステップの1例として4行日記を挙げていますが、「事実-気づき」を考えるステップは、使い方によっては自分の時間畑を理解し、耕す事にもつながります。

例えば、「今日は一日メール処理で終わってしまった」なんていう事実からも、自分の時間畑に対する態度を見つめ直すことが可能です。時間管理だけでなく、将来のゴール設定にも役立つ方式ですし、まずは1週間くらい挑戦してみるのもよいと思います。

読むだけで終わらせず、ぜひ実践も!

あすなろBLOGセミナーお知らせ

最後にプチ宣伝。「LifeHackPress Vol.2」と本書「LIVE HACKS!」に関連して、あすなろBLOGセミナーが25日(金)に行われます。講師は大橋さん×佐々木さん。仕事術×心理学のゴールデンペアですね。空席わずかのようですし、ご興味ありましたらぜひ。

LIVE HACKS! [ライブハックス!]
LIVE HACKS! [ライブハックス!]

  • 大橋 悦夫
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  • [単行本]
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編集後記

先日、とあるセミナー(?)で、アイデアマラソンの樋口さんにバッタリ。ブログで「お会いしたいですね」とコメントしていたばかりだったので、驚きつつも嬉しかったです。偶然ってあるもんですね。

タイミングが合えば86sのメンバーでも連れて研究所訪問とか、してみたいところ。…自分に時間があれば。