「理系の?」ためのプレゼン本(理系のための口頭発表術)
理系のための口頭発表術。「理系の」とタイトルにありますが、プレゼンをするなら分野を問わず役立つTipsです。ブルーバックスで持ち歩きやすい1冊ですし、プレゼンの際には直前に見直してみる、というのもアリでしょう。
本書に掲載されているプレゼンのTipsは、大きく分けて以下の4つ。
- 準備における10の原則
- 話を面白くする4つの原則
- 視覚素材で効果をあげる3つの原則
- 「話し方」で魅せる3つの原則
どれもリスト化しておくと便利そうなので、後ほどiMindMapで作り直してみます。
Each of them is useful, so I’ll try to make lists of them by iMindMap 🙂
なぜ「理系のための?」
さて、冒頭にも書きましたが本書は「理系のための」というタイトルになっています。なぜ、このタイトルになったのか…。単純に考えてみれば、「それだけ理系の(特に学会とかで)プレゼン力が微妙」という事でしょうorz
もちろん、ビジネスのプレゼンのように「競争に勝つ」事を目的にするのとは違って「議論を深める」事に重きを置いているわけですし、それに見合ったプレゼンをすればよいのは確かです。
とは言え、ものには限度というものがあります 🙄
いくら「議論できればいい」といっても、「議論する気にすらならない」プレゼン状態では意味がありません。例えば…
- 聞こえない声で話してる
- スライドのどこが重要だか分からない
- 話の内容と聞き手の対象がマッチしてない
こんな「よくない」プレゼンだと、例え自分の興味がある分野の話であっても、聞く気が薄れてしまいます。プレゼンの中身と伝え方は、両輪のようなもの。片方でも欠けると迷走につながりますよね…。
Contents and communication method are like two wheels of one cart. If one part lakcs, presentation become wandering speech….
- 理系のための口頭発表術 (ブルーバックス 1584)
- R.H.R. アンホルト
- ASIN: 4062575841
- [新書]
- 価格: ¥ 924
- 講談社
- Amazon.co.jp で詳細を見る
関連ブログ
- 【スゴ本!】「理系のための口頭発表術」はかなりキテます!(by マインドマップ的読書感想文)
- smoothさんのブログ。Tipsの詳細などはこちらをどうぞ〜(他力本願)。
編集後記
ま〜た403エラーで下書きを吹っ飛ばしましたよ、と。
教訓:下書きはオフラインで書きましょうorz
ディスカッション
コメント一覧
淺田さん、ご無沙汰です。
ご紹介ありがとうございます。
この本、私が「スゴ本ナリ!」と興奮した割には、その後皆さん
あまり記事にされてないので、ちょっと不安になってました(笑)。
事例があまりにマニアック(笑)なのがいかんのでしょうか・・・。
コメントありがとうございます!
≫ smoothさん
> 事例があまりにマニアック(笑)なのがいかんのでしょうか・・・。
確かにマニアックですね^^;
とは言え、それ以前にタイトルの「理系の」、さらにブルーバックスという出版による先入観的な物も大きいような気がします。
「マジビジ」シリーズとかと比べたら、明らかに手に取りづらいですし。。